『The Pictorial Key to the Tarot(PART1)』を解読しながら訳していく Vol.11
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さて、こんにちは。
前回は、あまりにも第9回目の一文が短過ぎるということから、第10回目の一文もまとめて見ていきました。
まず、前回のおさらいをします。
おおまかに言うと、『真のタロットとは何ぞや?』ということを、作者本人のウェイトが強く訴えかけているような回でした。
『真のタロットというものは言語を持たない。象徴のみによって成り立つものであり、それらを組み合わせることにより、いかなる場合であっても無限の可能性を生み出すことができるんだ。』というような内容でした。
また、タロット業界では「象徴」という言葉が頻繁に使われますが、日本語では単に「象徴」と表現するしかないような言葉であっても、実際の本文に使われている英単語は異なる単語が使われていることが多いです。
ですから、実際には同じ意味の「象徴」ではないということが言えると思います。
よって、細かい点ではありますが、このウェイト=スミスタロットの生みの親である本人が言っていることをより深く理解するために、それらの違いについての考察も挙げました。
いつの間にか、段々とタロットの本質的な話になっていましたね^^
最初は「え?まだタロットの話にならないの?」と思いましたが、良かったです(笑)
なんかこの「知らないうちに、、、」という感覚、すごく良いですよね。
知らない間に引き込まれていた、、、みたいな感じがして、それって「夢中になっていた」とも言えるようなことじゃないですか。
どうしても〝人間〟をやっている以上は、雑念のようなものが多いように感じ取れてしまいますが、なんだかこの瞬間だけは、すごい別の領域に行っているような気がしてしまうんですよね。
どんなに周囲が騒がしかったとしても、「意識」という領域に入ってこないことがあると思うのですがいかがでしょう?
私もそんな文章を書けるようになるといいなぁ。。。
ですが、一応、私が心掛けていることとしましては、文章を上手く書くこと以上に、みなさんに「タロットの世界ってけっこう面白いよ!!」ということを的確にお伝えすることだと思っているんですね。
今ってすごいんですよ、本当に。
はっきり言って、それらしい素敵な文章を書くだけなら全部AIに任せてしまった方が、圧倒的に『良い』とされる文章ができてしまうんですね。
たまに、ふざけて「〇〇について、それっぽい単語を用いて、ブログに使える文章を作ってみて!」と、頼むんですね。
もう「えっ?私、要る?」と思わされるくらい、それは誰が読んでも完全、且つ素敵な文章だと言えます。
感情にも働きかけてくる面白い文章とかも、数分で作ってしまうんですよね。。。
間違いなく、商業的ではその方が手っ取り早いでしょう。
ですが、意外にも、そのようなAIであっても完璧ではないところもあるんですよね。
きっと私のような一般人が見ることもできないようなAIであればまた別だと思いますが、世に普及されているようなAIはまだまだそこそこで、普通に「いや、それ間違ってるでしょ?」という誤情報を平気で「間違いないよ!!」と、ドヤ顔をして持ってくることなんかもあります(笑)
私にはAIのような完璧な文章は書くことはできませんが、上手くお伝えできていないことは多々あるとは思うのですが、現状、出稿した記事に関しましては、一応理解は得ているかなと思っていますので、もし記載していることについて何かご不明な点がありましたら、遠慮なく聞いてみてくださいね。(コメント欄なんかを活用してください^^)
もしそれについて「私もわからない!!」ということでしたら(その時はごめんなさい)、改めて「一緒に考えよう!!」という場として私も活用させていただきたいなと考えていまして、、、
それは結果、お互いのためになりますし、きっとハッピーハッピーということで、すごく良いと思うのです。
では、今回も始めていきましょう。
もくじ
今回の一文 ついに動き出す—歪んだタロット解釈への指摘と『真理』への招待状
では今回の一文です。
On the highest plane it offers a key to the Mysteries, in a manner which is not arbitrary and has not been read in, But the wrong symbolical stories have been told con-cerning it, and the wrong history has been given in every published work which so far has dealt with the subject.
Arthur Edward Waite
『The Pictorial Key to the Tarot』より
今回は4つに分けるのが良さそうです。
〝On the highest plane it offers a key to the Mysteries〟
〝in a manner which is not arbitrary and has not been read in〟
〝But the wrong symbolical stories have been told con-cerning it〟
〝and the wrong history has been given in every published work which so far has dealt with the subject〟
本文をそのまま引用しています。赤字の部分は改行時に使用されるハイフン(-)で間違いではありません。ハイフンを除いたものが元の単語になります。
と言いますか、、、
本文では〝But〟の前がカンマ(,)で区切られているので、このように〝一文〟として見ていますが、本来なら文の途中に〝But〟ある場合は、〝But〟を境に文を区切るのが自然な英語だそうなんです。
いずれにしても、当サイトでは少しずつ区切って見ていますので、そこまで何か影響があるということではありませんが、一応お伝えしておきます。
早い話、今回も一文が2つあるというような感じになってしまっているということです。
ですが、実際の本分にはカンマ(,)が用いられているので、このように一文としてご紹介している、ということです。
では、よろしくお願いいたします。
翻訳を通じて『神秘』の真意を探る—言語がもたらす解釈のずれ
まずは〝On the highest plane it offers a key to the Mysteries〟です。
あぁ、また〝Mys〇〇〟系の単語が出てきました。。。
とは言っても、これからもいくらでも出てくると思うのですが、大変なんですよね、この単語を扱うの。。。
頑張ります!!
では〝On the highest plane〟ですね。
〝plane〟には「領域/次元/平面」などという意味があり、「最も高い次元において」というような意味になりますでしょうか。
いわゆる「高次」というやつでしょうかね、この業界ではよく聞く言葉だと思います。。。
そして〝it offers a key to〟ですが、これは「それは~への鍵を提供する」というような意味になると思います。
続く〝the Mysteries〟ですが、うーん。。。
こちらをどう訳しましょうかねぇ、、、
一言で言えば「神秘」になるにはわかるのですが、、、わかります?
前回にも扱ったように、日本語で言うと「象徴」と言わざるを得ない単語も、実際の本文では異なる単語を用いて、この「象徴」というものを表現していることがあります。
つまり、『単に「象徴」と言えたとはしても、実際の中身(内容)は違うのに、それなのに、それを同じものとして扱い、ただ一言「象徴」としてしまっていいのだろうか?』という、私なりの葛藤があるのですね。
ですが、もう答えは決まっています。
一緒なわけないだろ!!
です。。。
だって、実際に違う単語が出てきているわけですから、現に本人の言葉として。
かと言って、日本語では適切な言葉として細かく再現するのも難しいのかも知れません。。。
悔しいですが、もしかしたら間違っている表現かも知れませんが、やはりここでは一旦は「神秘/秘密」とするしかないかも知れませんね、不本意ですが。。。
ちょっとこの辺り、本気で考えますね。
できれば何かしらの対策を講じたいところです。。。
あ、ちなみになんですが、この〝Mysteries〟を普通に読むと「ミステリー(ズ)」じゃないですか?
確かに読み方としてはそうですが、この「ミステリー」は、いわゆる我々多くの日本人が思っている「ミステリー」とは別のものになります。
恐らく、多くの方が「ミステリー」と聞いて、火曜サスペンスや推理小説のようなものを思い浮かべると思います。
私もそうでした。
しかし、それはウェイトの世界観を理解する上では、遅れを取る要因となってしまいます。
例えば、日本人は、芸能人のような人に対して「タレント」と呼ぶ習慣があるかと思うのですが、英語圏ではまずこの表現は使われません。
〝talent(タレント)〟は、「才能」というのが本来の意味で、日本では独自の解釈が定着してしまっています。
要は、本場の方が「talent」と言ったとしても、それは芸能人などを指すわけではない、ということです。
同様に、この「ミステリー」も、日本独自の解釈が広まってしまっているということが言えるでしょう。
ウェイトに限ったことではないと思いますが、私たち日本人は、本来の英語の意味とは異なる解釈をしていることがあるので、英語圏の文章や、人の話を理解しようとした際には少し注意が必要です。
では、一度まとめます。
〝On the highest plane it offers a key to the Mysteries〟
→ 最高の次元において、それは神秘への鍵として提供される。
という感じでしょうか。
なんとなく、敢えて直訳に近い形にしてみました。
「神秘」がなぁ。。。
なんだかしっくりこないんですよねぇ。。。
、、、気を取り直して先へ進みましょう。
『恣意的ではない解釈』とは?|カンマで区切られた不自然な英文の意図
はい、では次に〝in a manner which is not arbitrary and has not been read in〟を見ていきます。
まず〝in a manner〟ですが、〝manner〟は「方法/態度」という意味だそうです。
てっきり「作法」みたいな意味なのだと勝手に思い込んでいました。
ですから「ある方法では」というような意味になるかなと思います。
こちらは全体と合わせながら要調整という感じがします。
そして〝which is not arbitrary〟ですが、「アービトラリー(arbitrary)」と読むそうですが、「独断的な」「恣意的(しいてき)な」という意味だそうです。
意味は「恣意的ではない」というような感じでしょうか。
どちらかと言うと、この「独断的」や「恣意的」は、あまり良い意味で使われる機会は少ないと思います。
『独断的に行った』とか『恣意的な解釈』と言うと、「ちょっと勝手だな、、、」みたいなニュアンスが含まれるような気がします。。。
良い意味では『恣意的なデザイン』なんて言うこともあるかも知れませんが、そういう時ってどちらかと言うと『独創的なデザイン』などと表現されることが多い気がします。
良くも悪くも「合理性に欠ける」「論理的ではない(不合理?)」「個人の判断や気分が多く含まれる」「根拠がないまま決められてしまった」というようなニュアンスがあるみたいです。
では次です。
〝and has not been read in〟とありますが、〝has not been〟が「まだされていない」「存在しない」というような意味となります。
そして、〝read in〟という言葉が熟語だったのですが、、、
すみません、てっきり〝read〟と〝in〟を別々の単語として捉えてしまっていて、ここに来るまで気付きませんでした。
この〝read in〟は「後から読み込む/解釈を加える」というような意味だそうで、すごく大事そうな熟語でした。
ですので「あとから付け加えられた解釈ではない」というような意味になるかと思います。
「後付けではない」ということでしょうか?
ちょっとまだ何を言いたいのか、あまりぴんと来ていませんが、要は「元からある意味とか解釈ではない」というようなことが言いたいのかな?という気がします。
では、まとめてみましょう。
〝in a manner which is not arbitrary and has not been read in〟
→ 恣意的でもなく、後付けでもない方法で
といった感じでしょうか?
なんとなく伝わってくるものがありますね。
一応、英語としては、ここで一旦文章が終わっている、ということになります。
何故かウェイトはそうはしていませんが、何故なのでしょう?
私、度々「このウェイトの文、間違ってない?」とAIを使って調べることがあるのですが、「この文章は英語として、とても正しいです。」というような答えが返ってきた試ししかありません。
また、決まって「ちょっと硬い(格式ばった)印象がありますが、、、」なんていうことも言われます。
そう、いつしかウェイトが自分で自分のことを『長年歩んできた文学者として』だなんて言っていたことがありましたが、それはただの独りよがりや見栄などというものでもなく、実際に、文学者としてちゃんとしていた、という表れでもあると思うんですね。
なので、ちょっとこのカンマ(,)は「意図的に付けたものじゃないかな?」なんて、個人的にはそんな風に思ってしまうのですが、みなさんはいかがでしょうか?
まぁかと言って、そこに物凄い秘密が隠されている、と言うよりは、「強調させる役割」とか、そんなような役割だとは思うのですが。。。
例えば、当サイトでも時折〝太字〟を織り混ぜていますが、当時にはまだそのような技術がなかったかも知れませんから、そうすると、あの手この手を使って工夫するしかなかったのだと思います。
では次に参りたいと思います。
広がり続ける誤った解釈とウェイトの思想—なぜ本来の意味は正しく伝わりにくいのか?
では、〝But the wrong symbolical stories have been told con-cerning it〟を見ていきます。
Mys系の次はSymbol系かぁ。。。(前回の記事を読まれてない方は、ぜひ読んでみてください▶▶こちら)
こちらも、先ほどお伝えしました「神秘」や「象徴」といった単語のように、日本語では分類しにくい単語なんですね。。。
まず〝symbol〟が「象徴」。
そして〝symbolism〟が「象徴(的な意味を与える)/象徴主義」。
その上〝symbolical〟も「象徴(的な)」。
どうしても説明を加えないと伝わりにくい単語なんですよね。
ふむ。。。
ひとまず細かい事はさておき、一旦このまま進めてみましょうか。
まず〝But the wrong symbolical stories〟ですが、こちらは「しかし、誤った象徴的な物語」というような意味になりますかね。
そう、たった今お伝えしたような懸念が私の中に存在するのは、この「象徴的な」という日本語も、いまいち曖昧だなと感じるからです。
「象徴的なって何?」と聞かれると、私自身、言葉に詰まってしまいます。
個人的にはそれは『理解していない』に等しいのです。
この、symbolに関する問題がなくなるわけではありませんが、これまでの内容を踏まえているので、一応は、この文章の言いたいことは、なんとなくでも伝わってくるものがあると思います。
また、「物語」とするのも、ウェイトにしてはやや消極的だなぁという気がします。
恐らく、「解釈」と言う方が適切な気がして、要は、周りの勝手な解釈によって作り上げられた話(=作り話)というようなことを言いたいのかなと思います。
ですから、この〝symbolical〟を使って言いたいことは、もしかしたら、単に「象徴的な」ということではない可能性があります。
それを少し素敵に「物語」なんて言っていますが、まぁ、少しきつい言い方をすれば「作り話」であり「絵空事」というようなことを言いたいのだと思うのですが、いい感じに皮肉が込められていましたね。。。ふふっ
そして続くのが〝have been told〟で、こちらは「伝えられてきた」「語られてきた」というような意味ですかね。
「昔からずっと続いている」というようなニュアンスを持ちます。
要は、「その作り話のような解釈が長きにわたり広く伝わってきてしまっている」ということを、改めて伝えてきているのだと思います。
〝Preface(序文)〟にも、このようなところがあったような。。。
もう何度も同じようなことを言っていますよね。。。
もう、段々とみなさんにとっても耳にたこができるような話かと思いますが、そのくらいウェイトにとっては(私にとってもそうかも知れませんが)、この風潮があまりにも残念な現実で、いたたまれない状況だったということだと思うんですね。
これからも、至るところでこのようなことをお伝えしなくてはいけないだろうなと考えています。。。
どうか懲りずに、お付き合いいだけると嬉しいです、、、うぅっ。。。
そして!!
最後に〝concerning it〟で、こちらは「それについて/関して」というような意味になります。
いつか、どこかで、この「~について/関して」の違いについて扱いましたが、何故か〝concerning〟が入っていなかったので、改めてお伝えします。
| 表現 | 意味・ニュアンス | 使われる場面 |
|---|---|---|
| about | 最も一般的な「~について」 | 日常会話 カジュアルなビジネス |
| concerning | 「~に関して」、ややフォーマルで問題や懸念を含む場合も | 報道やニュースなど ビジネスでの説明 |
| regarding | 「~に関して」、フォーマルな表現 | ビジネスシーン 公式な書類 |
| as to | 「~について言えば」、特定の話題に限定される | フォーマルな場面 公式な説明 |
| in respect of | 「~に関して」、法律・契約書などで使われる最もフォーマルな表現 | 契約書 法律関連 |
ということで、パーツは揃いましたかね^^
まとめます。
〝But the wrong symbolical stories have been told con-cerning it〟
→ しかし、それについての誤った象徴的な解釈が語り継がれてきた。
というような感じでしょうか。
また、まとめで格好良く磨き上げたいと思います。
では最後になります。
あと少し、頑張りましょう!!
歪んだ解釈—それは今もなお人々を魅了し続ける幻想という呪い
はい、では最後の一文〝and the wrong history has been given in every published work which so far has dealt with the subject〟になります。
先に、ここでの使い方として適切だろうと思われる視点から、単語と熟語の意味を整理していきます。
・history → 歴史、過去の出来事
・has been given → 語られてきた、伝えられてきた
・published → 出版された、公にされた
・work → 作品、著作物
・so far → これまでのところ、今までの間で
・dealt with → 扱った、取り上げた
※これらはほんの一例です。
では、順番に見ていきましょう。
まず〝and the wrong history〟ですが、こちらは「そして間違った(誤った)歴史」というような意味でしょうか。
これまでには、言ったことのなかった、完全に「間違いだ!!」という言葉を、ついに使ってきましたね。
まぁ、でも実際のところ、ウェイトが生み出したタロット以前のものには、ウェイト=スミスタロットほどのような体系が組み込まれたタロットはなかっただろうなと思うので(あったのかしら?)、「歴史は間違ってる!!」と言うのなら、個人的には何処の何が、どのような間違いだと言いたかったのか、できればはっきりとではなくとも、何かしらの形で伝えてくれると良かったのですが、、、この先、そのようなことについては触れられるのでしょうか?
ちょっと現時点ではそこまで手が回らないのですが、例えば同じ年代のこのようなタロットに関する書籍というものは他にもあっただろうと思うので、いずれ少しずつでも集めてみたい気もします。(ただ読むのが大変という試練がもれなく付いてきてしまうのでやや腰は重ためです。。。)
あ!!
少し前に扱ったEliphas Levi(エリファス・レヴィ)とかのことでしょうか。。。
何処かで語られているといいですね♪
そして〝has been given in every published work〟こちらは「どの出版物でも伝えられてきた」というような意味だと思います。
それから〝which so far 〟が「これまでのところ」で、続く〝has dealt with the subject〟は「この主題を扱った」というような感じになるでしょうか。
「この主題」というのは、前文で語られていたことを指していると思います。
要は、『タロットの歴史』ということについてだと思うのですが、例えば、タロットがエジプト発祥のものだとか、そういう作り話(一応、近年の研究でそれはないということが明らかにされています)を堂々と書いて、そして金儲けをしているような人が許せないのだと思います、きっと、ウェイトは。
でも、じゃぁウェイトの作ったタロットが、何かしらの基準から見た時に、それが果たして本当に『正しいもの』なのかというと、それはまた別の話だと思うんですよね。。。
まぁ、それでも私はウェイト=スミスタロットのことが好きですし、出来る限りウェイトの肩を持ちたいと思いますし、ウェイト推しには変わりないのですが、何と言いましょうか、、、
これだけ世界中の人に愛されているはずなのに、、、実際のところは、本質の〝ほ〟の字も理解されていないんだなぁという現実を目の当たりして、なんとも言えない複雑な思いでいます、今。。。
私的に、このウェイト=スミスタロットの今置かれいてる現実の状況って「今から私の大好きな漫画『ドラゴンボール』の内容を、少しだけかいつまんでご説明いたしまーす!!」と言っておきながら「ドラゴンボールには『月野うさぎ』というかわいらしい高校生の女の子が出てきます。主人公です。彼女にはたくさんの友達がいて、その友達1人1人全員には、ある惑星の名前が取って付けられています。例えば火星なら『火野レイ』、金星なら『愛野美奈子』というように。そんな彼女たちは平和に高校生活を送っていました。ところがある日、街の人たちのエナジーを次々と奪い去る『ダーク・キングダム』という悪の組織と出会うのです。そこでいつしか出会った額に三日月のマークが描かれた黒猫『ルナ』から戦士に変身するためのブローチを渡されるのです。主人公である月野うさぎは『セーラームーン』へと変身。そして友達である彼女たちも次第にセーラー戦士となっていきます。セーター戦士一丸となり、悪一味を滅ぼす長い旅が始まるのでした。。。」と言っているような感じなんです。
「え?ドラゴンは?ドラゴンはいないの?」という感じなんです。
でもなんだか、内容は物凄くそれっぽく聞こえません?
なんかそんな感じがするんですよね。。。
まぁ、いいかぁ。。。
では、気持ちを切り替え、まとめたいと思います。
〝and the wrong history has been given in every published work which so far has dealt with the subject〟
→ そして、これまで、この主題を扱ったすべての出版物によって誤った歴史が伝えられてきた。
というような感じでいかがでしょうか?
いろいろな言い方はしていますが、いつの時も、本質として言いたいことは一貫していますね。
総じて、繰り返し同じようなことを言っていると思います。
みなさんには、このウェイトが語るタロットの世界や、今のタロット業界がどのように映っているのでしょう?
では、まとめに入りたいと思います。
まとめ|結論・解説・考察
はい、では、まとめに入りたいと思います。
改めて今回の一文をご紹介します。
On the highest plane it offers a key to the Mysteries, in a manner which is not arbitrary and has not been read in, But the wrong symbolical stories have been told con-cerning it, and the wrong history has been given in every published work which so far has dealt with the subject.
Arthur Edward Waite
『The Pictorial Key to the Tarot』より
そして、今回のこれまでの訳です。
→ 最高の次元において、それは神秘への鍵として提供される。
→ 恣意的でもなく、後付けでもない方法で
→ しかし、それについての誤った象徴的な解釈が語り継がれてきた。
→ そして、これまで、この主題を扱ったすべての出版物によって誤った歴史が伝えられてきた。
また、これまでの流れも把握できた方がわかりやすいと思うので、改めて前回(2回分)の結論もお伝えしておきます。
真のタロットとは象徴によってのみ成り立つものであり、それ以外の言語を持たず、またそれ以外で語られることもない。
それぞれのタロットが持つ象徴を正しく理解すると、それらは一種のアルファベットのような役割を果たし、また、それらは無限に組み合わせることが可能であり、どんな場面においても的確に意味を成す。
最後に、これらの考察を踏まえ辿り着いた、当サイトの結論(意訳)がこちらです。
それは、最も高次なる領域においては、真理へと辿り着く鍵となり得るだろう。
それらは、後世の歪んだ解釈や偏見による後付けのものではない。
しかしながら、それでもなお今も、タロットに関する誤った象徴的な物語は語られ続け、且つこれらを取り巻く多くの出版物によって誤った歴史が固着させられてしまった。
という感じでいかがでしょうか?
また今後変わるかも知れませんが、一旦この私が苦手とする「神秘」をここでは「真理」というように訳してみました。
あまり深い経緯はないのですが、ここのところ度々、それについて考えていたところ、割と自問自答するような瞬間が多くて。。。
「何故私もタロットを通じて神秘に触れたいのだろう?」
「それをして私は何をしたいのだろう?」
というような感じのことですかね。
すると「こんなかな?」という、1つの答えのようなものに辿り着きました。
それは、自分なりの何か正解のようなものを知りたいからだ、ということだと思いました。
ですが、それが何なのかはいまいち自分でもよくわかりません。
ですが、こうも追究している身としてましては、追究するということが、何かを追い続けていたいという行為なのか、それとも何かしらの答えを見出そうとする行為なのか、、、、詳しくはよくわかりませんが、まぁそんなようなところだと思うんですよね。
世の中で言う『真理』というものが何なのか、そんなこと私にはわかりませんが、私にとっての私なりの正解が私にとっての正解であるわけですから、イコールそれが『真理』となるわけだと思うので、じゃぁ私が今このようにして追い求めているのは『真理』なんだ!!ということで、「真理」になりました。
ウェイトの重苦しい思想に反して、片や軽い感じで申し訳ないのですが、ですが、私はそのように捉えました。
もしかしたら「やっぱ違った!!」なんていうこともあると思いますが、今回のところはこのような形にさせていただければなと思います。
細かなニュアンスなんかは道中に説明してきてしまったので、改めてする必要はないかなぁと思っています。
では、今回はこれで終わります。
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
また次回。


