『The Pictorial Key to the Tarot(PART1)』を解読しながら訳していく Vol.24
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こんにちは。
段々と面白くなってきましたね。
ねっ?
と言いますか、、、単に〝面白い〟と言うのであれば、それはもう、随分と前からそう感じてはいたのですが、ここ最近は『ついにウェイト、始動』というような感じの一文が続いていまして、私自身、リアルタイムで一文ずつ訳していますので、「早く先を見たいな」という気持ちでいそいそしています。
今回の一文を打ち込んでいる時、気付くと、全然違う先の一文を入力していました。
「あぁぁぁぁ、違うぅぅぅ。。。」と急いでバックスペースキーを連打していたところ、ふと「ニヤリ」と、自分の口角が上がっていたことに気付きました。
わくわくしているんですよね。
また、次回の一文になりますが、そこには〝Egypt〟という単語がありました。
『タロットはエジプト出身ではない』ということは、以前からお伝えしていますが、実は私、タロットが関係あろうがなかろうが、『エジプト』という国、、、、いえ、響き?
すごく好きなんですよね。
なんかこう、もう、神秘感満載の歴史がたっくさん詰まっている感じがするじゃないですか?
未だに1度たりとも行ったことはないのですが(許されるなら、私は毎日のように何処かへ遊びに出掛けていたいです)それ故たる憧れなのか、『エジプト』と聞くだけで、耳がときめくものがあります。
『エジプト』ついでに1つ、先日知った「えぇぇぇぇ!?」ということをお伝えしていいですか?
、、、ありがとうございます。
きっと「うん、いいよ」と言ってくださると思っていました。
みなさん、『クレオパトラ』知っていますよね?

誰もが、『絶世の美女』『あの女王様だよね?』というイメージを思い浮かべると思います。
割と、多くの人たちが(主に日本において)〝クレオパトラ〟と聞くと、『エジプトの初代女王様だった』というような印象をお持ちでないかと思います。
でも実は、、、
私たちが思い浮かべる『クレオパトラ』、実は、全然初代の女王様ではないんですね。
なんと『7代目』、、、知っていましたか?
何を隠そう、私自身『クレオパトラ』というのは『1人の人の名前』だと思っていたのですが、、、
実は、クレオパトラには、、、
『クレオパトラ1世』
『クレオパトラ2世』
『クレオパトラ3世』
と続いていて、今のところ7世までいたとされているのです。。。
そして、驚くべきことに、私たちが〝あのクレオパトラ〟として思い浮かべる人物こそ、その最後の1人――『クレオパトラ7世』だったのです。
あの、古代ローマではカエサルと関係を持ったとされる、絶世の美女。。。
私たちがよく知る〝あの女王様〟は、まさかの7代目だったのですね。。。
驚いていますね!?
ご清聴ありがとうございました。
ということで、本題に入ります。
前回の一文は、ウェイトがついに沈黙を破り、「語れることだけを語る」と決意した場面でした。
伝統を知らずに〝オカルト科学〟の使い手と名乗る者たちと、伝統の一部だけを受け取って〝伝授ごっこ〟を興じる者たち──その〝愚かしさ〟の間で、
「今こそ、語れることを語り、現代のペテンと無知の影響を最小限に抑えるべき時が来た」と、静かに語り始めた、、、というような内容でした。
そして、誤って次の一文をちらっと先読み、そして今回の一文に至るわけなのですが、今回はどのような内容でしょう?
では、早速参りましょう。
もくじ
今回の一文:根拠なき憶測を払拭する――『タロット』の歴史と起源
今回の一文です。
We shall see in due course that the history of Tarot cards is largely of a negative kind, and that, when the issues are cleared by the dissipation of reveries and gratuitous specu-lations expressed in the terms of certitude, there is in fact no history prior to the four-teenth century.
Arthur Edward Waite
『The Pictorial Key to the Tarot』より
こちらを3つに分けて見ていきたいと思います。
〝We shall see in due course that the history of Tarot cards is largely of a negative kind〟
〝and that, when the issues are cleared by the dissipation of reveries and gratuitous specu-lations expressed in the terms of certitude〟
〝there is in fact no history prior to the four-teenth century〟
本文をそのまま引用しています。赤字の部分は改行時に使用されるハイフン(-)で間違いではありません。ハイフンを除いたものが元の単語になります。
全然関係ないのですが、、、
私の好きなゲームには、敵と戦う時に〝陣形〟というものを選ぶ機能がありまして、その陣形に中には〝スペキュレイション〟と呼ぶ陣形があるのです、、、
まさか、この一文(2つ目)に書かれている〝speculation(s)〟はそれなのでしょうか?
そんなはずないか。。。
とても気になります。
実は、タロットと関わるようになってから、英語に触れる機会が増えたということもあり、このような嬉しい偶然に出会えることが多くなりました。
つい嬉しくて、お伝えしたくなってしまうのですよね。。。
では、よろしくお願いいたします。
〝空白〟から始まるタロットの歴史――ウェイトが語る否定的な起源
では、1つ目の文章〝We shall see in due course that the history of Tarot cards is largely of a negative kind〟から、見ていきましょう。
いつも通り、単語や熟語の意味から整理していきます。
・in due course → やがて、時が来れば
・largely → 主に、大部分は
・of a negative kind → 否定的な性質のものに属する
※これらはほんの一例です。
では、まず〝We shall see in due course〟ですが、こちらは「私たちは、やがて、見ることになるでしょう」という意味になると思うのですが、この〝see〟は「理解する」と訳した方が適しているかも知れませんね。
「やがて、知ることになるだろう。。。」というようなニュアンスで。
続きまして、〝that the history of Tarot cards〟とありますが、こちらは「タロットカードの歴史が」という意味です。
そして〝is largely of a negative kind〟、こちらは「主に否定的な性質のものである」というような意味になるかと思います。
この〝negative〟は「悪い」というような意味ではなく、「確かなものがない」というようなニュアンスがあるそうです。
では、一度まとめてみます。
〝We shall see in due course that the history of Tarot cards is largely of a negative kind〟
→ 私たちは、やがて、タロットカードの歴史が主に否定的な性質のものであることを見ることになるでしょう。
はい、まずは得意の『不自然でも、まずは文の構造に忠実に!』という、個人的には好きな形にしましたが、言いたいことは伝わってきますよね。
では、次に参りましょう。
タロットの〝本当の歴史〟見えてくる時――空想と憶測という靄を取り払う
では、〝and that, when the issues are cleared by the dissipation of reveries and gratuitous specu-lations expressed in the terms of certitude〟を見ていきます。
また、単語や熟語の整理から行います。
・issues → 問題、論点
・cleared → 取り除かれる、明らかにされる
・dissipation → 消散、消失、(霧などが)晴れること、取り払われる
・reverie(s) → 空想、夢想
・gratuitous → 根拠のない、不当な、不要な
・speculation(s) → 憶測、推測
・express(ed) → 表現された
・the term(s) → 言葉、表現、用語、条件
・of certitude → 確実の、確実性の
・in the terms of certitude → 確信めいた言葉で、断定的な表現で
※これらはほんの一例です。
「ほとんどじゃん」という感じでしょうか。。。
ですが、きっと〝express〟なんかは、再確認していなければ、いつまでも「急行?なんで?」などとなっていたと思います。
仮に、日本語であったとしても、普段使うような言葉は少ないですからね、許してください。。。
では、少しずつ見ていきたいと思います。
まずは〝and that〟、こちらは「そして~ということを」という意味で、前文の〝We shall see(私たちは見ることになる)〟の内容の説明が始まることを表しています。
続く〝when the issues are cleared〟は、こちら「問題が明らかにされた時」という意味になると思います。
〝clear〟が受動態ですので、「明らかにされる」になります。
そして〝by the dissipation of reveries and gratuitous speculations〟ですが、こちらは「空想や根拠のない憶測が取り払われることによって」という感じでしょうか。
敢えて「空想たち」「憶測たち」としても良かったのですが、どうせ最後には取ってしまいますので、念のため、この場で〝複数形〟ということをお伝えしておきますね。
スペキュレイション(speculation)、、、まさか、そんな意味だったとは。。。
なんかちょっと違うような気がします。(こちらは最後に〝余談〟として語らせてください^^)
そして最後、〝expressed in the terms of certitude〟ですが、こちら「確信めいた言葉で表現された」という意味でしょうか。
わからない単語が多かった割に、すんなりと意味が伝わってくる文章でしたね。
では、まとめたいと思います。
〝and that, when the issues are cleared by the dissipation of reveries and gratuitous speculations expressed in the terms of certitude〟
→ そして、確信めいた言葉で表現された空想や根拠のない憶測が取り払われることによって問題が明らかにされた時に、ということを
という感じでしょうか。
ちょっと、何処で息継ぎをするべきか悩ましいです。
敢えて、読点を入れずに処理します。
ここでは、前文の〝We shall see(私たちは見ることになる)〟に対して、私たちが見ることになる内容の1つが示された、そのような文章だったわけですね。
では最後は、何と言っているのでしょうか?
楽しみです!!
タロットの歴史は14世紀から――〝空白〟の事実を語る
では最後、〝there is in fact no history prior to the four-teenth century〟を見ていきましょう。
前文に比べて、わからない単語がほぼないという感じなのですが、細かな部分を確認していきたいと思います。
・in fact → 実のところ、実際には
・prior to → ~より前に
・the fourteenth century → 14世紀
※これらはほんの一例です。
では、まず〝there is〟ですが、こちらは「(そこ)~にある(実在する)」という意味ですね。
「そこ」と訳したものを入れるか入れないかは、文脈によって変わると思います。
そして、次に〝in fact〟とありますが、こちらは「実のところ/実際には」という意味です。
そして〝no history〟、こちらは「歴史は(存在し)ない」というような意味になると思います。
最後に〝prior to the fourteenth century〟ですが、こちらは「14世紀以前に」という意味ですね。
ぶつっ、ぶつっと、少々断片的になってしまいましたが、これらをまとめてみます。
〝there is in fact no history prior to the fourteenth century〟
→ 実のところ、14世紀以前には歴史が存在しない。
という感じでしょうか。
この感じであれば「そこに(there)」は訳さない方が良いかも知れません。
2つ目の文章に続いて、これが、私たちが見ることになる、もう1つの内容というわけですね。
さすがに現代では、タロットの起源や歴史を〝偽ってまで〟注目を集めようとする方は、いらっしゃらないでしょうけど、、、と信じたいところですが、残念ながら、こういう傾向は、この業界に限った話ではありませんよね。。。
語り手の想像力が豊か過ぎるのか、それとも、聞き手の慎重さが欠けているのか、、、
その2つが上手く噛み合った時、まるで〝真実〟という仮面に車輪でも生えたかのよう――時、既に遅し。
もう、そういう風潮は誰にも止められないのかも知れませんね。。。
では、『まとめ』に入りたいと思います。
、、、なんだか、すみません。。。
決して場を暗くしたいわけではないのですが、何と言いましょうか、どうしても、日々目にする情報に、そのようなものが多く感じ取れてしまうので、つい、そいうことを言いたくなってしまうのです。。。
もし、届くのであれば、、、
できる限り多くの方に、自分自身の口から発せられる『言葉』というものの〝重み〟や〝有用性〟に気付いてもらえたらいいな、、、なんて思います。(もちろん、私自身にも言えることですが)
私も、なるべく多くの方に〝希望〟を届けられる人間になりたいと思います!!(2025年7月夏)
では改めて、『まとめ』に入りたいと思います。
まとめ|結論・解説・考察
はい、では、お疲れさまでした。
改めて今回の一文をご紹介します。
We shall see in due course that the history of Tarot cards is largely of a negative kind, and that, when the issues are cleared by the dissipation of reveries and gratuitous specu-lations expressed in the terms of certitude, there is in fact no history prior to the four-teenth century.
Arthur Edward Waite
『The Pictorial Key to the Tarot』より
そして、今回のこれまでの訳です。
私たちは、やがて、タロットカードの歴史が主に否定的な性質のものであることを見ることになるでしょう。
そして、確信めいた言葉で表現された空想や根拠のない憶測が取り払われることによって問題が明らかにされた時に、ということを
実のところ、14世紀以前には歴史が存在しない。
そこまで難しい文章でもなかったですね。
また、これまでの流れも把握できた方がわかりやすいと思うので、改めて前回の結論もお伝えしておきます。
さらに言えば、一方では、伝統について何も知らないというのにも関わらず、自らを〝オカルト科学〟や〝哲学〟の使い手か何かと語る者たちの愚行――
もう一方では、秘義のほんの一部分を受け取っただけに過ぎないにも関わらず、さもそれによって、「世間の人々の目をくらますに値する正当な資格がある」とでも思い込んでいる少数の物書きたちによる秘義の伝授ごっこ――
秘義については語ることのできる範囲に留まるが、その、これまでに蔓延してきた〝無知〟と〝ペテン〟を最小限に抑えるためにも、今こそ私が語るべき時が来たと感じている。
最後に、本文の内容をより忠実に整えた(当サイト比)訳がこちらになります。
いずれ明らかになることでしょうが、〝タロットカードの歴史〟というものを語るその多くは、実に否定的な性質を帯びていて、〝それらしい〟言葉で語られた空想や、根拠のない憶測に過ぎません。
そして、それらの靄が取り払われた時、14世紀以前には〝タロットの歴史〟などと呼べるものは存在しない、という事実だけが残ります。
いかがでしょう?
一息で訳すのが、本来の形だったかも知れませんが、ちょっと難しかったです。
それと、一文にしてしまうと、わかりにくくなってしまう気がしたので、「わかりやすい」を優先しました。
元々、複雑な文章ではないと思うので、内容はご理解いただけていると思います。
この一文は、選べる言葉の選択肢が多かった気がします。
ですので、内容にそこまでの差はないにしても、訳者によっては、表現がかなり変わりそうな一文だなと思いました。
よって、訳すにあたり、私の個人的なポイントを何点かお伝えさせていただき、また、冒頭でお伝えしました〝スペキュレイション〟についても、少しだけお付き合いいただけたら嬉しく思います。
解説・考察
ではまず、訳に関して、特に重要だなと思った点を、2つお話しします。
1つ目は、〝of a negative kind〟=「否定的な性質を帯びている」という点についてです。
日本は、〝negative(ネガティブ)〟という言葉自体に、〝悪い〟というようなイメージが付いてしまっている気がします。
私も、そう思います。
もちろん、ここでの使われ方も、決して〝良い〟ということではないのですが、どちらかと言うと、単に〝否定〟、単に〝悪い〟というよりは、「存在しない」「空虚」「空白である」「実証的に裏付けられない」というようなニュアンスが含まれているそうです。
正直なところ、私自身「こんなこと、言われなきゃわからんわ!!」と言いたくなるようなことなのですが、単に〝negative〟と言っても、『いろいろな〝negative〟がある』ということでしょうか。
ですので、言ってしまうと、単に否定するよりも、質が悪い、、、という表現があっているかわかりませんが、ちょっときつめの表現なのかも知れません。
「14世紀以降の歴史であれば、事実として存在する」と、それを〝there is in fact(実際にそこに在る)〟と言っているのに対し、「存在がない」と言っておいでですからね。
単なる〝否定〟ではなく、もしかしたら、ウェイトなりの〝全否定〟だったのかも知れません。。。
実際、タロットの歴史は、これまで私が調べた限りでは、間違いなくイタリアが最初の出発点であり、そこからフランス、イギリス、そして全土に渡ったと言えると思います。
一応、(今のところ)現存するものですと、1450年前後辺りの、『ヴィスコンティ・タロット』が最古だと言われています。(その頃の日本では、応仁の乱が起こっていました。。。)
ヴィスコンティタロット、、、
どちらかと言うと、〝占い〟とかそういう感じではなく、〝絵画〟というような芸術的な印象があり、私もいずれ欲しいなと思っています。(以前、ちらっとお伝えしていたかも知れません)
占いの道具として使われるようになったのは割と最近で(とは言っても、私たちの生きていない時代の頃の話ですが)、当サイトでも何度か登場していただいておりますが、Etteilla(エッティラ/エッテイヤ)や、Eliphas Levi(エリファス・レヴィ)などといった人物によって、神秘主義と結び付けられたのが始まりとかなんだとか。。。
ですが、今回の、この一文で言われている憶測を広めた人物こそ、エッティラとされていて、たった今しがた「神秘主義と結び付けた、、、」などとお話ししましたが、実は、このエッティラこそ「我こそ、長きに渡ってカバラを学んだ研究者である!!」などと主張していたそうです。。。(でも一応、「よく当たる占い師」という評判はあったそうです。)
実際にやっていたことと言えば、呪符(護符?)のようなものの販売や、占い教室、魔術講座、あなたの守護霊の名前教えます、などなど、、、
どうして、こういうことができてしまうんでしょうね。。。
妄信してしまう人もまた然り、ですが。。。
ですが、皮肉なことに、こういう人物がいたからこそ、タロットが多くの人に知れ渡っていった、、、というのもまた事実だと個人的には思っているので、なんだかそれもつまらない話です。(私は完全にウェイト推しですからね笑)
本当に1番良いのは、こんなものに縋る必要もないくらいに、みんながみんな、自分が望む人生を歩んでいられたのならいいのでしょうけど。。。
はっ!!
話が逸れてしまいそうなので、無理やり2つ目に移行します。。。
2つ目はですね、1つ目のところでも、ちらっと顔を覗かせていた〝there is in fact〟の部分です。
道中「もっと愚直に訳せば良かったかな」とも思ったのですが、これ(〝there is in fact no history prior to the fourteenth century〟)、物凄い直訳をしますと、多分「実際、そこに、14世紀以前の歴史はない、ということが存在する」という訳になると思うのですね。
いずれにせよ、「タロットに関しては14世紀以前の歴史はない」というところに行き着くことにはなるのですが、何故か「なんかそれでは何かが物足りない、、、」という気がしまして、、、
いろいろを考えた結果、やや私の都合の良いように並び替えてしまってはいるのですが、「~という事実だけが残ります。」という形にしました。
なんとなく「在る」を強調したかったのだと思います、だいぶ後付けですが。
以上、この2点が、今回の、私なりのポイントかなと思いました。
そして、お待ちかね。。。

一瞬、、、「あれ?どっか押してしまった?」と思わせてしまったかも知れませんが、こちら『タロットの世界』です。
ここからは〝スペキュレイション〟のお話をさせていただきたく存じます。
もう本編とは関係ないのですが、宜しければ、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
何故なら!!
実際は、ウェイトが使っている〝スペキュレイション〟の方が、どちらかと言えば〝特殊〟ということがわかったので。。。
ふふふ。(あ、ちなみになんですが、このゲームの名前は『ロマンシング・サガ 3』と言いまして、通称『ロマサガ』と呼ばれています。)
結論からお伝えしますが、ウェイトが使う〝speculation〟も、このゲームの〝スペキュレイション〟も、語源は同じ、ラテン語の〝speculatio〟という単語だそうです。
元々は「観察」や「見張り」という意味だそうで、ゲームの中の〝スペキュレイション〟の方が、実際の意味に忠実かも知れないなと思いました。
私も、詳しくはわかりませんが、同じ語源であっても、『言葉』というのは、時代や文脈によって、意味が進化したり、分岐したりするものなのだそうです。
まるで、どこぞのゲームみたいですね、進化とか分岐とか。。。(すぐ頭がそっちにいってしまいます笑)
そして〝speculatio〟もまた、1つの根から様々な方向に枝分かれしていった単語なのだそうです。
例えば、ウェイトが使っている〝speculation〟は、おそらく〝批判的な感情〟を込めて、「根拠のない空想」や「もっともらしく語られる幻想」というような意味で使われています。
これは、「見誤ること」や「霧の中で語ること」というようなことを示していて、中世~近代の哲学や神学の文脈に多く見られる語だそうです。
一方、ロマサガの〝スペキュレイション〟は、先頭に立つキャラクターの攻撃力や素早さが上がるといった特性があります。
また逆も然りで、後方に下がれば、攻撃力がダウンし、素早さも下がるといった陣形で、相手を見極めて戦う必要がある陣形、とも言えるでしょう。
英語で〝speculator〟と言うと「見張り役」や「偵察者」という意味になるそうです。
やはり、語源的には、こちらの方が、元々の意味には忠実ですよね。(逆にロマサガは何処からこれを持ってきたんだろう?とか思ってしまいます笑)
どうして「幻想」だなんて方向に進んでしまったんでしょうね、、、?
個人的には、好きなものと好きなもの同士が繋がっていた方が面白かったなぁ~という気持ちは否めないのですが、、、
でも、同じ〝スペキュレイション〟という言葉が、ある場所では〝幻想〟のようなものを意味し、また別の場所では戦闘における〝作戦〟のようなものを意味し、なんだかんだで「面白いな♪」と思いました。
最後まで見てくださったみなさん、こんな内容にもお付き合いいただき、ありがとうございました。
そうなんです。
私、ウェイトもゲームも好きなんですが、どちらかと言えば、たった今はウェイトの方が楽しいと思ってはいるんですが、でも人生の大半をゲームと過ごしてきましたからね、つい盛り上がってしまうんですよね。。。
きっとこれからも、こういうことはあると思いますが、どうか末永くお付き合いいただけましたら嬉しいです。
では、また次回。
いつもありがとうございます。


