当サイトで扱う主なタロットカードについて
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こんにちは。
ここではこの『タロットの世界』でメインと言いましょうか、ベースとしているようなタロットカードについて改めて紹介をします。
知ってる方にとっては言うまでもありませんが、メインどころですから、改めてこうしたページをきちんと設けたいと思いました。
また、まだたった2度ほどの翻訳ですが、アイキャッチ画像と言って、記事の始まりに表紙のような画像を用いているのですが、基本的に同じ本の場合はこの画像を使い回していく方針です。
正確には意味は違うのですが、もしかしたら〝サムネイル〟と言った方が伝わるかも知れません。
見栄え的な話ですが「あまりにも同じアイキャッチがブログのトップページに並ぶのもなんだかな。」とそのように思い、また、私自身にとっても息抜きになればと思い、こういった内容を書いてみることにしました。
では良ければ最後までお付き合いください。
ウェイト=スミス(版)タロット
はい、では改めまして。
こちらが、Arthur Edward Waite(アーサー・エドワード・ウェイト)とPamela Colman Smith(パメラ・コールマン・スミス)によって作られたカード『THE RIDER TAROT DECK』です。

The Rider Tarot Deck
このような箱に入っています。

箱やカードの柄なんかはたくさん種類があります。
私のものは、父が昔来ていたパジャマの柄に似ていて、それを思い出してしまうので、いずれは買い換えたいなと、こちらを手放すわけではありませんが、なんとなくそんな風に思います。
翻訳が終わったら、その記念にでも買いましょうかね^^
当サイトではWaite=Smith(ウェイト=スミス)版タロットと呼んでいます。
『ウェイト=スミスタロット』『ウェイト=スミス版』と略してしまう時もありますが、特に他意はありません。
ウェイト=スミスタロットは全部で78枚あります。
その中には22枚の大アルカナと呼ばれるカードと、56枚の小アルカナと呼ばれるカードがあります。
この78枚のカードを用いて占いをしていきます。
恐らく、ウェイト=スミスタロットは、これまでのタロット史上最も有名で、最も世界で使用されているカードだと思います。
タロット占いに興味を持ったばかりの方~この道何十年なんていう熟練の方まで、全世界、幅広い人たちに愛されていると言っても過言ではないと思います。
イギリスの学者であり、占いマニアのArthur Edward Waite(アーサー・エドワード・ウェイト、以後ウェイトと呼びます)と、女優でありながら画家でもあるというPamela Colman Smith(パメラ・コールマン・スミス、以後パメラ)の2人によって作り上げられました。
恐らく一般的には『ウェイト版』とか、出版社の名前から『ライダー版』と呼ばれていることが多いと思いますが、そういう経緯がありますのでここでは『ウェイト=スミス版』と、呼びたくてそう呼んでいます。
よくこのウェイト=スミス版のタロットについて調べていると、『1909年に作られた』と出てくることがあるのですが、それは間違いでもないと思いますが、恐らくこんなにも壮大な世界観のもの、そんなにすぐにできるものではないと思うので、きっとそれまでに作られていて、発表されたのが1909年ということではないのかなぁ?という感じがします。
細かいかも知れませんが、大事なことだと思うんですね。。。
後ほどまた別にご紹介しますが、元々のタロットは『タロキ』という、私たちで言うトランプのようなカードゲームだったそうです。
タロキからウェイト=スミスタロットに至るまでには、たくさんの変化があります。
昔のタロットには、ウェイト=スミス版のような、小アルカナのカードにも物語性のあるような絵は描かれていませんでした。
例えばタロットカードには4つのスートがあります。
トランプで言うところのダイヤやハートなどのマークのことですね。
百聞は一見に如かずと言いますので見てもらいましょう。

変な絵でしょ?でもこれが面白いんです。
このように、タロットには4種類のスートがあり、左側からワンド(こん棒のようなもの)、カップ、ソード、ペンタクル(コイン)というものがあります。
そして各スートごとにA(1)~10までの数が割り振られていて、それとはまた別にキング、クイーン、ナイト、ペイジ(元は中世で王や貴族に仕える若い従者という意味だそうです)といった人物が描かれるものが4枚ずつあります。
各スートはそれぞれに14種類のカードがあるわけなのですが、ウェイト=スミスタロットより前のタロットには、特にこの1~10にあまり深い意味は込められていなかっやようです。
こちらも見ていただけたらすぐにわかるかと思います。

ペンタクルの1~5までを比較
この後すぐに、この下段に並べてあるマルセイユタロットについても少しお話しをしますが、同じ1~5でもウェイト=スミス版の方は見たら、なんとなくでも「こんな風なのかな?」とそのカードが何を意味するのか、少しわかりそうな気がしますよね?
、、、と言いつつ、私は想像力が乏しいのか、実はけっこう「どういう意味なのかな?」と、カードを見ていても全然汲み取ることができないカードもたくさんありました。
一方マルセイユタロットの方は、ひとまず1~5ということはなんとなくわかりますが、それ以外は「はて、、、」という風に、数以外の情報がほとんどありません。
そもそもこちらのマルセイユタロットは、占いにというより、まだまだカードゲームとして親しまれていたそうなんですね。
一体どういう人がこのカードを「占いに使おう!!」としたのでしょうね。
私だったら、やはり普通に遊んで、「勝ったー!!」「負けたぁ、、、」してるだけな気がします。。。
ですので個人的には「むしろ物凄く複雑になったんじゃん!!(喜んでます)」と考えられると思っているのですが、ウェイトたちいわく『わかりやすくて扱いやすいタロット』を作ったそうです。
実は私、どうして自分がタロットを好きだったのか、あまりよくわからないんです。
強いて言えば、子供の頃に見ていた漫画で知って以来、気になっていたというくらいです。
好きとか嫌いとかと言うわけでもなく、ただただ「かっこいい!!」と思っていました。
その漫画に出てきていたのは〝塔〟(その漫画では〝落雷〟とかって表現とかしていた気がしますが)とか〝運命の輪〟(確かこちらは風車に見立てていたような)だったと思うのですが、特にその漫画に描かれていた絵とかも全然覚えていないんですが、それが1番古いタロットの記憶です。
だからと言ってタロットについて何か調べようとか、実際に買ってみようとか、そういったことは長らく思ったことがありませんでした。
私がこんな風になるまで、おおよそ軽く見積もっても20年くらいの空白がありますが、〝リーディング〟というものを知って、それと同時に「私ももっと知りたいな♪」と、動き始めたのが5~6年前のことでした。
初めて買ったタロットウェイト=スミス版ではありませんでしたが、やはりそうではないものを買ったからこそ、「本家はどんなものなのか?」なんて段々と気になるようになりました。
最初はこのウェイト=スミス版のタロットがそんなにも有名な、歴史のあるものだなんて知りもしませんでした。
ただ正直、私にとっては、このイラストたちは最初はあまり好みのものではありませんでした。
それは私もまだその頃は〝現世のもの〟として、そのようなフィルターを掛け、これらのカードを見ていたからだと、今ならそのように思います。
綺麗な絵も、好みの絵を見つけるのもボタン1つの時代ですからね。
また私は、漫画やアニメ、ゲームなんかがとても好きでしたので、どちらかと言うと、亡くなってしまいましたが鳥山明さんや、井上雄彦さん、矢沢あいさんの絵なんかが特に好きでした。
またゲームなんかでは、世界的にも超有名な天野喜孝さんの絵が好きで、正直、上手いとか下手とかそういったことは全然わからないのですが、絵の醸し出している雰囲気みたいなものが、天野さんの世界観と言いますか、何か伝わってくる世界観みたいなものが大好きなんですね。
ちょっとだけお見せします、ちょっとだけ、、、

(成美堂出版)
今はもう廃盤になってしまっています。
いつか自分の理想とする家を建てましたら、こちら1枚1枚を額縁に入れて飾るんです、すっごく楽しみです。
要は、私の今生きている〝現代〟っぽい絵が好きだったんでしょうね。(もちろん今も好きですが)
その上、これまでに絵画や美術品等に触れることもそんなになかったので、最初はこの絵の良さが本当にわかりませんでした。
と言うと、今はわかっているようですが、そんなことはありません。
今だって絵なんかのことを聞かれても、ぎりぎり自分が良いと思うか好きじゃないか、その程度です。
ですが、よくお話ししていますが、このウェイト=スミス版のタロットに込められた数々の秘密を知ってからは、そんなことがどうでも良くなりました。
今でもお世辞にもあまり「好き」とは言い難いのですが(ごめんなさい)ですが、「もうこの絵がこれ!!」という具合に「ウェイト=スミス版と言ったらこの絵なんだ!!」と、今ではあまり好きも嫌いもなくなってしまいました。
「それ!!」なんです。
人間ってそんなものですよね。
そんなわけで話を元に戻しますが、ウェイトは、このカードを作る前から、心霊やオカルト、秘教や魔術、そういったものに興味があったそうです。
もしかしたらお聞きしたことがある方もいらっしゃるかも知れませんが、『黄金の夜明け団(The Hermetic Order of the Golden Dawn)』という秘密結社に属していました。
秘密結社と言っていますが、平たく言うと、主に西洋の占星術や魔術、錬金術にカバラ、そういったものを研究する団体です。
後にウェイト自身の秘教団体『薔薇十字友愛会(Fellowship of the Rosy Cross)』というものも設立したそうです。
また、フリーメイソンとしても活動し、とにかくこういった分野の研究を深めていったそうで、ウェイトはタロット以外にも、様々なジャンルに著作を残しています。
「ウェイト、文章まとめるの下手くそなんじゃない?」なんて言ったら怒られますね。。。
今、これらのジャンルについては触れませんが、これらを〝占い〟と一言片づけるのはあまりにも理不尽、私は納得がいきません。
ですが「じゃぁ何て呼ぶんだろう?」なんて考えるとあまり良い呼び方も思いつかないんですよね。
こういった世界観のことを『精神世界』なんて呼ぶこともできるそうなんですが、なんかもし私が何か肩書きのようなものを名乗るとしたらそこまで固い感じではないと思うんですよね。。。
もうちょっとかわいい言い方がいいな、、、タロット研究員とか。
ちょっとダサいかしら。。。
でもきっとそのくらいが丁度良いんです、きっと。
というわけで、当サイトでベースとなっているタロットカード、ウェイト=スミス版タロットのご紹介でした。
マルセイユタロット
ウェイト=スミス版に引き続き、マルセイユさんという人が作ったタロットです。

Tarot de Marseille / Nicolas Conver
嘘です。
主に16世紀~18世紀の間にヨーロッパの辺りで広く使われていたタロットカードで、ご存じ、フランスの南部にあるマルセイユという都市の名前が付けられています。
ですが、マルセイユに限ってというではなく、マルセイユ以外でも製造は行われていたそうです。
マルセイユタロットは、ウェイト=スミスタロットのような、明確な作者がいないとされています。
その歴史の中で徐々に変化、形成されていったそうで、当時のタロットは印刷ではなく、1枚1枚職人さんが手で、木版でカードを制作していました。
私はウェイト=スミス版ほど、マルセイユタロットについてはあまり詳しくはないのですが、中でもそういった意味での〝作り手〟として有名な方がちらほらいます。
そして、その作り手の中に『ニコラ・コンヴェル』という人がいて、このカードはそのニコラ・コンヴェル版のマルセイユタロットになります。
なので、マルセイユタロットは、イラスト自体は同じスタイルではあるんですが、作り手によって微妙に違ってくるのもまた1つ楽しい点じゃないかなと思います。
ニコラ・コンヴェルは18世紀フランスで王室御用達の彫り師だったそうです。
当時は梨の木を使って版画をしてたそうなのですが梨の木ってどんななんでしょう。。。

せっかくなので、著作権フリーのものですが梨の木がわかる画像を入手してきました。
もしかしたら、もっと幹が太かったりするのかな?なんていう風にも思いましたが、ぱっと見で、そこまで太くもなさそうな幹にこれだけの大量の梨が成るのですから、強くて丈夫な木だったんでしょうね。
というわけで話を戻しますが、私が持っているのはニコラ・コンヴェル版ですが、他にも、もう少し前にジャン・ノブレという人もいます。
その方もフランスの方で、マルセイユタロットにおいては最も古い版を持つ方だそうです。
私はジャン・ノブレ版を持っていないのですが、マルセイユタロットを買う時に、中でも「1番この絵が好き!!」と思ったのがニコラ・コンヴェル版でしたのでこれにしました。
他にも、もっと遡ると、現存する中で最も古いと言われている、イタリアで生まれた初代タロット『ビスコンティ・タロット』というものもあります。
正確には『ビスコンティ・スフォルツァ版』と呼ぶのかも知れませんが、私はビスコンティタロットで覚えてしまっているので、このままいきます。
こちらは15世紀初頭の頃まで遡ります。
完全な状態ではもう世にはないそうで、世界中の博物館なんかには展示されるほどです。
ビスコンティタロットは、私もそのうち欲しいなぁと思っています。
使い道としては、私は基本的には〝見るだけ〟なのですが、木版画で刷られている柔らかい感じのマルセイユタロットとはまた少し違い、昔の物にしては派手さもあり、豪華絢爛な気がします。
カードと言うか、絵画なんです、私的には。
もし絵とかがお好きな人だったら見てみたら楽しいかも知れません。
と言いながら、現状、すごく有難いことに、Wikipediaなんかでも画像だけなら見れるのでリンクを貼っておきますので良かったら絵だけでも見てみてください^^▶▶こちら
もはや芸術品の域だと思います。
それと今のタロットとは、、、と言うと、こっちのヴィスコンティタロットがおかしいみたいになってしまうので、言い方を悩みますが、でも今のタロットと比べるとサイズ感や枚数、大アルカナにあるカードの種類なんかも違うみたいで、やはりどちらかと言うと、今で言う遊戯王カードとかポケモンカードと言った、タロットと言うよりは、プレミアが付くほどのカードゲームだったのかも知れませんね。
時代は繰り返す!!
しかし本当有難いですよね、そっち(イタリアとか)の方に行かなくてもこうやって現物が拝めるわけなんですから。。。
良い時代だ~。
また私もビスコンティタロットを購入した際には画像と共にお知らせいたします^^
というわけで、マルセイユタロットと言うか、マルセイユタロットとヴィスコンティタロットの紹介をしてしまったんですが、基本的には私はウェイト=スミスタロットをベースにタロットの世界観を見ているということをお伝えできましたでしょうか?
敢えて言っておきますが、別に他のものを否定するわけではありません。
そんな気持ちは断じてないです!!
ただ、入り口がそこで、そもそも私が「面白い!!」と思った世界観もウェイト=スミスタロットが最初だったからというだけです。
だからと言って他を毛嫌いするわけでもなく、ウェイト=スミス版だって、これらの昔のカードがなければなかったと思うんです。
なので、どれが良いとかでもないんですが、なんとなく伝えておこうと思いました。
この2種類につきましては、ここではそんなには登場回数は多くないかも知れませんが、このタロットの世界で使っていくベースとなるカードには違いありません。
ということで、マルセイユタロットと、少しヴィスコンティタロットのご紹介でした。
まとめ
長々とすみません。
息抜き程度に書くつもりでいたのですが、どういうわけか割とがっつり入り込んでしまいました。
なるべく細かい説明はなしにしたのですがいかかでしたでしょうか。
最後になんですが、今回このページでは、敢えて〝占い〟という言い方をしましたが、私は本来こういった行為を〝リーディング〟と呼ぶと思っています。
様々な解釈があると思いますが、私は〝占い〟と〝リーディング〟は区別していて、〝リーディング〟と〝占い〟は、私は別物だと思っています。
〝リーディング〟は読んで字の如く、リーディング、〝読む〟です。
カードを読むんです。
何故、私がここまで強く主張しているかというと、私は今日までにそれをできる人をほぼほぼ見たことがないからです。
はっきり言ってしまうと、カードの意味はけっこう無視で、「それ、あなたの主観ですよね?」と、何と言いましょうか、言ってしまえば「それお説教じゃない?」と受け取れるものも少なくありません。
私、本来〝占い〟ってそういうものじゃないと思うんです。
ですので、今日、世間一般的に言われている〝占い〟に「私はほとんど興味がありません。」と言います。
未来を当てますとか、透視ができますとか、「あなたの○○が○○だから○○なのよ。」みたいな、そういったことがどうでも良いんです。
ですから、本来ならばこのような面白い世界観が、一〝占い〟として、一括りにされてしまうのが非常に残念です。
敢えて『ほとんど』と言ったのは、知人や友人なんかとそういったものでキャッキャッやっているのは楽しいと思うので、〝占い〟そのものを完全に否定しているわけでもありません。
占いに限らずですが、扱う側の問題という見方もできると思っています。
そんなところから、『タロットの世界』では仮に〝占い〟という用語を使ったとしても、それは基本的には、世間一般が言う〝占い〟とは別で〝リーディング〟だということを知っておいていただけたらと思い、こうして改めて文章として視覚化しました。
そんなわけで一見個性強めのサイトに見えがちですが、そんなことはないんですよ(笑)
どうか今後ともよろしくお願いいたします。
では最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
また次回。。。
季節柄、体調等崩されやすい時だと思います。
どうか身体には気を付けて、元気に楽しい1日1日を送ってください^^


