『The Pictorial Key to the Tarot』を解読しながら訳していく Vol.10

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『The Pictorial Key to the Tarot』を解読・翻訳するシリーズ第10回のアイキャッチ画像。タロットの歴史や解釈を深掘りする内容を示す視覚的な要素を含む。

この記事での『神秘学』における訳や解釈は、現在の解釈とはやや異なります。細かな点にはなりますが、研究過程の一部分として敢えて修正せずに残しています。その変遷も含め、温かく見守っていただけたら幸いです。

さて、では今回もやっていきます。

前回は、ウェイトが『どんなに優れた人であっても、時には慎ましさを求められるようなこともあるよね。それは一見、他人から見れば何の変哲もないことのように思うかも知れない。でも神秘主義における偉大な師や熟練者たちは、そういった狭い視野でしか物事を捉えられない人たちとはしっかりと区別されているよ。』みたいなことを言っているのではなかろうか、というところで終わりになりました。

実は前回と、前々回の訳からは少し進化させてしまいました。

もちろん良かれと思ってのことですが、もしかしたら、行き過ぎた解釈かも知れませんが、こうしてお伝えしている側から、ふと私の頭によぎったのです。

ここで、あまり多くは触れませんが、実際に「私も似たようなことを思ったことがある。。。」と思ったのです。

これは、その出来事を決してウェイトに重ねようとしたわけではありませんが、少しだけお話ししますね。

それはまだ私が、こういったタロットの世界に足を踏み入れる前のことでした。

今思うと、過去の人たち、思い出になった人たちですので、特に何も、、、なのですが、いるんですよね。

こういった世界のことを話すと「何それ?」とか言って、端からバカにするような言い方をする人。

私自身、そういったものの見方(言い方)をする人に対して、そもそも〝理解〟なんていうものも期待しませんが、ですが聞いてくるならせめて最後まで話を聞きなさいよね、というような気持ちでいつもいました。

敢えて「いつも」と言ったのは、こういったことが1度や2度に止まらなかったからです。

「儲かるの?それ。」や「何かの宗教にでもはまったの?」みたいな言い方をする人もいました。

私はその時点で「この人は私の〝やりたいこと〟にはフォーカスしない人なんだなf」というような見方をしていしまいます。

現にそのようだったとは思いますが。

ですが、そうするとこちらももうそういった話をするのが嫌になるじゃないですか。

否定されたり、バカにもされたり、何も面白くないですもんね。

その時くらいからでしょうかね。。。

そういった人に対して「魂のレベルが低いんだろうな」と思うようになったのは。

あまりにも行き過ぎた人には「人間の形をした何かなんだな」というような思い方をするようにもなりました。

別に逆でもいいんです。

もし私が人間の形をした何かであって、そういう人たちが人間であっても。

同じ類ではない、と思いたいのです。

つまるところ、私が言う「魂のレベルが低い人」や「人間の形をした何か」が、ウェイトで言うところの〝Neophyte〟にあたるのではないかな?と思ったのです。

これまで〝初心者〟〝新参者〟なんていう風に訳してきましたが、それは間違いではないと思います。

公に訳すのであれば、多分それが正解だと思います。

ですが、この〝Neophyte〟の本質的なところって、多分恐らく、、、でも絶対、〝未熟者〟というようなことを意味しているように思ったんです。

そのようなことは何処でも言っていないのですが、実のところ、これは前回の図を作った後になんとなく思ったことだったのですよね。

〝Neophyte〟って、位階の始まりと思われる部分よりも更に外側に位置されているんです。

そして、その『生命の木』という図の中では1番下の丸の部分が〝物質世界〟いわゆる地球を表すんですが、〝Neophyte〟ってその物質世界よりも更に下の位置にあるんですね。

なんだかわかりませんが、「物凄く下じゃん。」というような感じがしたんですね。

個人的には、まだ人間にもなれていないような、、、

そんな感じがするんですね。

何が言いたいのかと言いますと、断定はできませんが、恐らくウェイトも、ウェイト自身の世界観で、何かしらをバカにしたような目線で、これらのことを語ってたのかな?と、急にそのように思えたのです。

確かに最初からそれっぽいことを言っているな、みたいなことを私もちらほら言ってた気もするのですが、なんだかここに来て、ちょっと確信が持てたような気がしたんですね。

あくまで憶測、またはちょっと行き過ぎた解釈でしかないので「わかりませんが」というのは敢えて付けておこうと思いますが。

こんな時代に生きている私でさえ、こういったタロットに関わる仕事や、〝心〟に関する仕事をしたいと言って、バカにされたようなことを言われたり、否定的なことを言われたり、何かの宗教だの、怪しい何かにはまっただの、儲かるだの、そんなようなことを言われてきましたから、今から100年程前の時代だったらどうだったでしょうか。。。

多分もっと酷い言われようだったかも知れませんよね。。。

わかりませんけど。。。

私たちの時代って、何でもがあるじゃないですか。

スマホやPCが当たり前のようにあって、何でも当たり前に調べることができます。

ですが、実は、こういった、黄金の夜明け団の位階なんていうものも含めて、そもそもそのような団体の内容というものは秘密にされていたものだったんですね。

それらを公開したのが、前回にもご紹介した『柘榴の園』という本を書いたイスラエル・リガルディーさんという人だったそうなんですが、それでもまだ1940年頃のことです。

ウェイトの時代からはまだ60年近くも後のものです。

ですから、言ってしまえばこういった〝Neophyte〟も〝Adept〟といった言葉も、本当には『知る人ぞ知る』みたいな言葉だったと思うんですよね。

以前にもお伝えしましたが、こんなに何でもがある時代って、つい最近の出来事なんですよね。

ご存じの通り、どちらかと言えば私って物凄くストレートな表現をする方だと思います。

さすがにこのような場では、それなりに考え、控える時もありますが、実際は物凄くストレートだと思います。

ですが、これらの解釈がもしあっているとするのならば、恐らくウェイトってめちゃくちゃ遠回しの天才なんですよね。

それもその対象者に気付かれないくらいのレベルで、恐らく。

個人的には、嫌な人に対してはぎゃふんと言わせた方が面白いじゃないか!!と思っているので、これらはある意味遊びの要素を含むものなのか、どういったつもりでこのような言い回しをしているのか、気になるところでありますが、それもまたウェイトの面白いとこなのかも知れません。

この1冊が終わる頃には、こうしたさまざまな謎が解けていると嬉しいなと思いながら、今回もやっていきたいと思います。

随分と長い前置きになってしまいました、すみません。

あぁ、早く『柘榴の園』が欲しいです。

既に長々とお話ししてしまいましたのに恐縮ですが、今回の一文、物凄い長いです。

頑張りましょう!!

よろしければ、最後までお付き合いください。

今回の一文

はい、では今回の一文です。

長いです。

So also, or in a way which is not entirely unlike, we meet with Tarot cards at the outermost gates—amidst the fritterings and débris of the so-called occult arts, about which no one in their senses has suffered the smallest decep-tion ; and yet these cards belong in themselves to another region, for they contain a very high symbolism, which is interpreted according to the Laws of Grace rather by the pre-texts and intuitions of that which passes for divination.

Arthur Edward Waite
『The Pictorial Key to the Tarot』より

今回、とても長いんですが、これを区切り良いところ3つに分けて、いつも通り1つ1つやっていきたいと思います。

こちらは後から追記した文ものです

途中あまりにも長く感じたので、さすがにこれは、、、と思い、途中で前半と後半に分けることにしました。

【今回】は〝So also, or in a way which is not entirely unlike, we meet with Tarot cards at the outermost gates—amidst the fritterings and débris of the so-called occult arts, about which no one in their senses has suffered the smallest decep-tion ;〟

【次回】は〝and yet these cards belong in themselves to another region, for they contain a very high symbolism, which is interpreted according to the Laws of Grace rather by the pre-texts and intuitions of that which passes for divination.〟

そのようにやっていきたいと思います。

すごく余談なんですが、この〝gates—amidst〟の間にある棒「—」これ何て言うか知ってます?

〝エムダッシュ〟というそうなんです。

私のPCにはこれがどうやっても出てこなかったんですけど、ハイフン2つもなんだしなと、やはり再現したいじゃないですか、本文に忠実に。

ですので調べたんです。

私の語彙力が乏しいがために、この棒の正体を突き止めるのけっこう苦労したんですよね。

なのでお伝えしたかったです。

では本編に行ってみましょう。

So also, or in a way which is not entirely unlike, we meet with Tarot cards at the outermost gates—amidst the fritterings and débris of the so-called occult arts, about which no one in their senses has suffered the smallest decep-tion ;

いやぁ、すみませんね、本当に長くて。

でも恐らく、ここが区切り良さそうなところなんですね。

なので、今回はまたこの中でも細分化していきます。

また、わからない単語の意味なんかも逐一調べていきたいと思います。

ではよろしくお願いいたします。

So also, or in a way which is not entirely unlike,

まずは一旦〝So also, or in a way which is not entirely unlike,〟までですね。

〝So also〟こちらは大丈夫そうですかね。

「それもまた~」みたいな意味です。

あっ、最近、誤字や脱字のチェックの一環として、スマホで自分の文章を読み返していたんですけど、なんだか、意味を調べる時の単語1つ1つの文字を少し大きくしているのもあるせいか、むしろタイトルのように掲げている本文の英語がとても小さく見えて、「果たしてこの仕様でいいのか、、、」悩み途中です。

どなたか良い案あったら教えてください(笑)

では戻ります。

〝or〟は「AまたはB」なんていう時の「または~」という時に使うものですね。

続きまして〝in a way〟ですが、直訳してしまうと「この道の中で」という意味ですが、あながち間違いでもなく、「この流れの中で」とか、『方法』とは言っていませんが「この方法で」みたいな感じでも使えます。

要はこれまでの流れの中で言っていることですから「同様に」みたいな意味でもいいと思います。

〝which〟も以前やりましたね、覚えていますか?

だいたい先頭に来る以外は「~するもの」というような意味です。

何度聞いても不思議ですよね、先頭にある時は「どちらの」なのに、、、ぶつぶつ。。。

〝is not〟も大丈夫ですね。

「~ではない」です。

そして、こちら、私は知りませんでした。

entirely

「エンタイアリー」と読みまして「完全に」とか「まったくもって」とか「すっかり」というような意味だそうです。

『延滞ありー』と変換されて笑ってしまいました、確かにな、と。

「完全に」と使うこともできますが、文脈によっては「完全に~ではない」みたいに、そのものごとの程度の強弱も付けたりできるそうです。

ここでは〝is not entirely〟とありますが、こういう場合には「完全には~ではない」とか「ある程度は~」みたいな意味になるそうです。

〝 is not entirely〟でまとめれば良かったかな、ま、いいですよね。

unlike

こちら「likeのunだから~、、、」と、なんとなく雰囲気はわかるのですが、意味は知りませんでした。

で、また、「likeのunだから~、、、」なんて言いましたが「好きではない」という使い方ができないわけではないそうなのですが、基本的には「~とは異なる」とか「似ていない」という意味だそう。

あとは「~らしくない」とか。

なるほどなるほど。

一旦まとめてみましょう。

〝So also, or in a way which is not entirely unlike,〟

→ それもまた同様に、または完全には異なるわけではない方法で、

みたいな感じですかね。

割とそのまんまな感じです。

ちょっと日本語としては「また、また」と続いていて変ですが、まぁ実際そうなので、この辺は後でまた調整していきましょう。

なんだかんだ、この調整が楽しいのかも知れません。

本当は直訳をぼんと載せてしまえば、もっと早く進めるのにな~なんて一瞬思ったりするんですが、結局のところ、多分ですが、こういう冴えない1つ1つの努力の結果がこれまでにも実を結んでいますからね、偶然にも。

ですので、こういったことも端折らずやっていくことは、きっと思っているより近道なはずです。

では、続く文章を見てみましょう。

we meet with Tarot cards at the outermost gates

はい、では今度は〝we meet with Tarot cards at the outermost gates〟までをやります。

どちらかと言うと、こちらはわかりそうな一文ではないでしょうか。

今回、初めてこのサイトに来てくださったという方はわかりづらいかも知れませんが、前回までの内容を知ってくださっている方であれば、この〝the outermosut gates〟ぴんと来ませんか?

少し冒頭の方でもそれらしい内容ことを話していたのですが、これは恐らく、黄金の夜明け団の位階の底辺も底辺、〝Neophyte〟の位置のことを指しているような気がします。

というかその画をもう1度お見せしたら良かったですよね。

すみません、気が利かなくて。。。

なんだかんだ重い腰を上げて作って良かったかも知れません。

この図がどれほどの信憑性を秘めているか、私自身もまだ未知数ですが、、、ですが、もしこの解釈があっているのならば「最も外側の門」という意味のある〝the outermost gates〟は、この〝0=0〟の場所と考えられないでしょうか。。。

なんかもう0=0と次の1=10(こちらはZelatorです)の間に物凄く分厚い壁、境界線のようなものを感じる言い方ですよね。

外も外、それも最も外側、みたいな。

決してウェイトも言っていませんし、私も半信半疑ですが、なんなら〝底辺〟くらいの言われような気が、、、

面白くなってきましたね。

というわけで、

〝we meet with Tarot cards at the outermost gates〟

→ 私たちは最も門の外側でタロットカードに出会う

という感じになりますかね。

だとすると、ちょっと〝底辺〟はやり過ぎでしょうか。。。

私たちがタロットカードと出会えるのは物質世界というこの地球上だと思うのですが、ですが厳密には『生命の木』の図で言う、物質世界を表す場所より下に位置しているので間違いない気がするのですが、、、一体何を示しているのでしょう。

うーん、なんでしょう。

次に進んでみましょう。

—amidst the fritterings and débris of the so-called occult arts

はい、ではこちらをやっていきます。

〝エムダッシュ(—)〟出てきましたね。

これ、ちゃんと意味があるの知ってました?

いくつかあるのですが、この文章の中だけでお伝えしますと、このエムダッシュ以降が、今やった〝the outermost gates〟を補足で説明するという役割なんだそうですよ。

また、基本的には、エムダッシュの後に続く文章を、強調したい時なんかにも使うそうです。

日本語にもそういったのありましたっけ?

ないかな。。。

というわけで、知らない単語からやっていきますね。

では見ていきましょう。

〝—amidst the fritterings and débris of the so-called occult arts〟

amidst

「アミドスト」と読むそうです。

意味は「~の中で」とか「~に囲まれて」というそう。

〝in〟でも良さそうですが、なんでもinだと「場所の中にいる(ある)」というような感覚だそうで、amidstだと「何かに囲まれている/包まれている」ようなイメージだそうです。

「スライムに囲まれた!!」としたら「Amidst the slimes!!」でいいんだそうですよ。

fritterings

こちらなんですがね、英語として存在しない単語だそうなんですよ。

また何か企んでいるんでしょうかね。。。

恐らくなんですが、〝frittering(→fritter)〟が元の単語だと思います。

それをウェイト流にしちゃったのかなぁ、なんて思うのですが、もし〝fritter〟であれば、みんな大好き揚げ物のフリッターと一緒です。(名詞の場合ですね)

ですが動詞では「浪費する」や「細かく砕く」というような意味もあり、どちらかと言うと今回の文ではこちらの意味かと思われます。

なんでしょう。

仮に細かく砕かれたものだとして、それらが複数あるという意味で〝frittering〟に〝s〟を付けたんでしょうか。。。

débris

これ、私は初めて聞いたんですけど、なんでも日本語英語でもあるそうですね、「デブリ」。

space debris(宇宙ゴミ)なんて言うそうですよ。

私の小学校の頃の先生のあだ名はデブリンでした。

今思い返すと全然太ってはいなかったんですけどね、、、

でもみんなからとっても愛されている先生でした。。。

ん?

またすぐに横に逸れてしまいますね、危ない、危ない。。。

というわけでたった今「宇宙ゴミ」だなんて言いましたから、もう意味はわかると思うのですが、実際「ゴミ」と言うよりは「破片」や「残骸」「瓦礫」といった感じで、ゴミよりももっと小さい感じのゴミと言いましょうか、なんかそんなようなイメージです。

なんだか少し不思議な単語が続きます。

次も見てみましょう。

〝of the〟は「~の」とかでよく使われるフレーズですね。

so-called

こちらもよく使われるそうなんですが、私は初めて聞きました。

「いわゆる」なんていう風に訳せるそうなんですが、ちょっと意味という意味より、「本当にそうかどうかは疑わしい」というようなニュアンスが込められているそうなんですが、でもそれって私的には「いわゆる」じゃなくない?という感じがするんですね。

ひとまずは「いわゆる」でもいいんですが、なんとなくここはちょっと要確認というような感じがします。

「本当にどうかは疑わしい」というようなニュアンスを込めてというところがやはりウェイトらしいというか、何かに対して皮肉や疑問(疑念?)めいたことを言っているのかも知れませんね。

ですがこれ、日本語に直訳して「いわゆる」はちょっと納得がいかないな。。。ぶつぶつ。

「俗に言う」でも同じような意味かも知れませんが、なんとなくまだこっちの方が。。。ぶつぶつ。

〝occult arts〟は直訳すると「オカルトの芸術」ですが、はて、そのままで良いのかしら。。。ぶつぶつ。

あぁ!!わかりました!!

みなさん、ここでなんですが、〝occlut〟って何かご存じでしょうか?

うんうん、これいい、すごくいい。

ちょっと〝occlut〟について語りましょう、少し。

なんか、日本の言う〝オカルト〟って、それこそ胡散臭いと言いますか、UFOとか超常現象とか心霊がどうたらこうたらとか、そんなようなイメージじゃないですか?

ちなみにUFOは、私はいたらいいな派なんですが、実は、私もたった今の今までそのように思っていました。

ですが、実は〝occlut〟ってそうじゃないんですね。

たった今知ったのにちょっと得意気ですが。

こちらで言う、そもそもの英単語としての〝occlut〟って「魔術」や「錬金術」「神秘学」「カバラ」「占星術」といったようなものを指すそうで、「秘められた知識」とか「神秘的な力」とかそういったことも表せるそうです。

日本はどうしたんでしょう?

日本で言われている〝オカルト〟って全然違うじゃありませんかね。。。

良かった、ここで調べておいて。。。

〝occult arts〟のおかげで私の頭の中は完全にUFOでいっぱいでした。

だとすると、この〝occult arts〟も美術的な絵画とかそういったものを表しているわけでもなさそうですね。

念のため〝art〟の意味をいろいろ調べてみたので、さくっと並べてみます。

「芸術/美術、技術/技能、人工/作為、人文学/教養、医学や科学の専門用語」などなど

けっこう幅広いんですね。

この辺りは、また全文を見てから、また最後の方で調整しましょう。

もうちょっと絞りたいです、言葉の選択肢を。

はい、といういことでこちらの文章も訳せそうですかね。

〝—amidst the fritterings and débris of the so-called occult arts〟

→ (いわゆる)オカルト芸術の断片や残骸の中で

みたいな感じでしょうか。

だいぶ直訳に近い感じになりましたが、この辺り、訳すの楽しみです。

なんとなくやりがいがありそう。。。

では次が、前半の文章では最後になります。

about which no one in their senses has suffered the smallest decep-tion

はい、では最後の部分です。

〝about(~について)〟はいいですよね。

〝which〟は「~するもの」というような使われ方もできるということでしたが、about+whichで「~をするもの(こと)について」というような形になり、「そのことについて」みたいな意味になるそうです。

なんだかんだ、これまで「わからない時は細分化するのに限るな」と個人的には思っています。

どのわかりづらい文章でも、細分化すると「なるほど」となれるパターンが多い気がします、おすすめです。

no one

こちらもよく洋楽なんかで言われるフレーズですね、「誰も~ない」です。

私の好きな外国人の歌手にDionne Warwick(ディオンヌ・ワーウィック)という人がいます。

私はDionneの『No One In The World』という曲がとても好きで、子供の頃から意味もよくわからず、ただ聞こえたまま「ノワインザワー♪」なんて口ずさんでいました。

これは直訳すると『世界に誰もいない』という意味になりますが、本当は失恋の曲なんだそうですが(今も意味はよくわかっていないんですよね)、そうとは感じさせないほどDionneの歌い方がとってもパワフルで、とても失恋ソングだなんて思えていなかったです。

みなさん「エンダ~~~~~イァ~~~♪」で有名なWhitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)はご存じですよね?

Dionneはホイットニーの叔母にあたる人なんですが、日本にも何度か来てくださっていて、私も1度だけお会いしたことがあるんですが、、、

握手してもらえたのは今でも本当良い思い出なんですが、まだガラケーとスマホの移り変わりの時代でしたから、今みたいに、そんな気軽に「写真撮って」なんて言える感じでもなくて、ましてや子供の頃から知っている大スターですから、、、悔やまれます。。。

次に行きます。

〝in their senses〟こちらもなんとなくわかるのかな?という気もするのですが、、、

〝sense〟は以前にもやっているのですが、割と意味の選択肢が多い単語でしたよね。

おさらいします。

「感覚や知覚、意味や意義、理解力、良識、判断力、分別、察知する能力、感知、機能や能力」こんな感じですが、実はこの〝their〟もちょっとややこしかったりします。

この文章の中で突如出てきた〝thier〟なんですが、このtheirが指すものがないんですよね。

割とこういう単語って前後の何処かにそれが指すものがあるはずなんですが、このtheirって、いきなり出てきた感じなんですね。

なので、ここでは「え?急に出てきた何のことを指しているの?」といった具合でちょっと数分固まってしまっていたんですね。

で、調べていくと、〝their〟は「一般的な人々」を指す時にも使うそうなんですね。

ちょっとここわかりづらいのですが、要はこの〝sense〟とセットということで1つの名詞になっているんです。

直訳すると「彼らのsense」「彼女らのsense」ということになるんですが、そうではなく「一般的なsense(判断力と仮定して)」というようになり、〝no one in their senses〟で「一般的な判断力の内なら誰も~ではない」というような感じになります。

早くまとめに入りたいです。

(has) suffered

こちら元は「苦しむ」「損害を受ける」といったような意味のある〝suffer〟が元の単語で、「(被害)を被った」や「(被害)を受けた」みたいなことを言っていると思います。

現在完了形というやつですので、これまでに経験したことのあるみたいなニュアンスがあるかと思います。

タロットカードの話をしていると思ったのですが、、、どうしたんでしょう?

decep-tion

こちら〝deception〟という単語なんですが、「これ、なんでハイフン入ってるの?」と思ったので調べたところ、本の中で改行されてしまう時にとかなんかに「この単語は1つですよ、繋がっている単語ですよ」という意味を表すそうなんです。

「へぇー!!」ってなりました?

私は「そうなんだ!」となりました。

であれば、こちらはウェイトの企みでもなさそうです。

また今後もいっぱい出てくるのかな、と思います。

〝deception〟は「欺瞞」「騙す」というような意味だそうです。

+〝the smallest〟ですから「小さな欺瞞」「ささいな騙し」みたいな感じでしょうか。

何の話をしているんだかちっともわかりませんね、私だけかしら。

〝has suffered the smallest deception〟で「小さな欺瞞を受けた」とか「ささいな騙しに遭った」とか?

まとめてみましょう。

〝about which no one in their senses has suffered the smallest decep-tion〟

→ そのことについて、一般的な感覚の人ならまず誰も騙されない

といった感じでしょうか。

つい先ほどまで、薔薇十字団のローゼンクロイツにキリスト教のイエス・キリストのことを話していたのに、急にタロットカードのことについて何かを話し始めたみたいですが、今のところ、何を言いたくて、このようなこと言い始めているのか、全然見当もつきません。

早く続きが見たいです。

まとめ&解説

ということで、途中なんですが、今回の一文【前半】を終わります。

一応、改めて一文を載せておきます。

So also, or in a way which is not entirely unlike, we meet with Tarot cards at the outermost gates—amidst the fritterings and débris of the so-called occult arts, about which no one in their senses has suffered the smallest decep-tion ; and yet these cards belong in themselves to another region, for they contain a very high symbolism, which is interpreted according to the Laws of Grace rather by the pre-texts and intuitions of that which passes for divination.

Arthur Edward Waite
『The Pictorial Key to the Tarot』より

ざっくりとですが、前半をこんな風に訳してきました。

→ それもまた、または完全には異なるわけではない方法で、
→ 私たちは最も門の外側でタロットカードに出会う
→ (いわゆる)オカルト芸術の断片や残骸の中で
→ そのことについて、一般的な感覚の人ならまず誰も騙されない

ちょっと前半の文章だけではわかりづらいかも知れませんが、念のため、軽く、ふわっと訳してみます。

〝So also, or in a way which is not entirely unlike, we meet with Tarot cards at the outermost gates—amidst the fritterings and débris of the so-called occult arts, about which no one in their senses has suffered the smallest decep-tion ;〟

→ また同様に、あるいは完全に異なるわけでもない方法で、私たちは最も外側の門でタロットカードと出会う、それは言わばオカルト芸術の断片や残骸の中に埋もれているが、それらについて普通の人はまず騙されない

といったようなことを言っていますが、敢えて私自身もまだあまり踏み込んではいないのですが、日本語としてはちょっと中途半端かも知れませんが、なんとなく言わんとしていることはわかる気がしますよね。

ちょっと飛躍したところもありますが、恐らくこのような解釈であっているとは思いますが、そちらについてもまた次回。。。

次回、【後半】の方と合わせて本気を出したいと思います。

一旦はこの中途半端な訳で終わらせてください。

何故なら、かなり良い言葉が浮かんできているので、もったいぶって終わりにしたいんです。

ということで、最後まで見てくださった方、ありがとうございます。

また次回、ウェイトがタロットカードのことについて、何て言いたくてこのようなことを述べているのか、一緒に探究していきましょう。

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