『The Pictorial Key to the Tarot』を解読しながら訳していく Vol.7
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はい、こんにちは。
今回も〝Reface(序文)〟の続きをやっていきます。
自分でやっていて、「同じアイキャッチ(このすぐ上にある画像のことです)続くのつまんないよな~。」なんて思っていたので、見栄え的に違う内容のものを挟もうと思っていました。
軽い気持ちで、「ウェイトの歴史なんかについても触れてみよう!」なんて思ったらとんでもないことになりました。
どんどん楽しくなってしまって、結局はすぐに終わりそうにもなく、こうして「同じアイキャッチが続いてもいいや!!」と戻ってきた次第です。
自分なりにウェイトの時代背景なんかも想像すると、涙が出てくる瞬間もありました。
「ウェイトの映画なんてあったら面白いのにな♪」なんて思ったりもしました。
どなたか!!
待ってます。。。
もくじ
今回の一文
はい、決して早くはないと思いますが、前回、ようやく1ページを訳し終えました。
序文の部分は全部で5ページですので、あと4ページ。
頑張りましょう!!
To these and to any I would say that after the most illuminated Frater Chris-tian Rosy Cross had beheld the Chemical Marriage in the Secret Palace of Transmu-tation, his story breaks off abruptly, with an intimation that he expected next morning, to be door-keeper.
Arthur Edward Waite
『The Pictorial Key to the Tarot』より
あの、今更かも知れませんが、ウェイトって基本が長文なんですね。
この本以外に私は、洋書って今まで手にも取ったことがありませんでしたから、いまいち〝普通〟がわからないのですが、この調子でこのまま行くのでしょうか?(遠い目)
こちらを3つに分けていきます。
この回で終わらせられるよう頑張ります。
よろしくお願いいたします。
①To these and to any I would say that
はい、では最初の一文です。
文の構造的に、とか言ってあまり詳しいことはわかりませんが、一旦ここで区切るのが良さそうな気がします。
〝To these and to any I would say that〟
こちら、そんなに難しくないです。
〝これらの人たちや、その他大勢の人たちにも、私はこう言うでしょう〟みたいな感じです。
あ、今度から前回までの訳した文も載せましょうか。
私も忘れてしまう、というというのが正直なところですが、あった方が、多分みなさんもわかりやすいですよね?
うん、次からそうしましょう。
ということで次に行きたいのですが、この一文は、前回の『しかしそうは言っても、素直に聞き入れることは難しいかも知れません。また今回の件に関しては、先ほど言った限りではありません。私が公平な立場からも見ても、そういった意見は私の研究に必要だと思っていますから。』からの続きで、多分未だスミス氏と題した民衆の人々(these)そして、その他大勢(any)に訴えているものだと思われます。
では次行きます。
②after the most illuminated Frater Chris-tian Rosy Cross had beheld the Chemical Marriage in the Secret Palace of Transmu-tation,
〝after(~の後)〟はいいですね。
・the most illuminated
素敵な言葉ですね。
一見〝最も輝かしい〟と言っているかのようです。
それはそれで間違いではないのですが、ここは一応ウェイトの言葉としての意味ですから、〝啓発な〟とかの方が合っているのかななんていう風に思います。
〝illuminated〟ご存じ、イルミネーションとかにも使われている〝illuminate〟が元の単語ですが、こちら〝照らす〟〝明るくする〟といった意味の他に〝啓発する〟という意味があるそうなんですね。
で、私「私って日本語もわからないんだ。」と思ったのですが「啓発とは何ぞや?」と思ったのですね。
字からして推測できなくもなさそうですが、せっかくなので、ここはひとつ、きちんと意味を調べてみました。
すると、ぴったりな解説を見付けました。
〝啓発〟は簡単に言うと『人が新しい知識や気付きを得ること』だそうなんですね。
「これ、ウェイトじゃん!!」ってなりません?
私、まんまウェイトだなと思ったので一旦は、この〝啓発〟を採用してみます。
ですので、この〝the most illuminated〟は〝最も啓発な〟という感じでいかがでしょう?
私の個人的な感想だと「ちょっと硬いな。。。」という感じではありますが、いやいや何をおっしゃいますかと、今までのウェイトの文章、ずっと硬いですもんね。
・Frater
こちらは「Hey、兄弟!!」と、アメリカの映画なんかを見ているとよく出てくるやつです。
「じゃ、ブラザー(brother)じゃないの?」と、なりますよね?
何故でしょう?
ヒントはウェイトだからです。。。
今までのページを読んで下さっている方なら、きっとすぐぴんと来るはずです。
そうです、やはりラテン語です。
この〝Frater(フレーター)〟はラテン語で〝兄弟〟を表しますが、兄弟があるならそりゃ〝姉妹〟もあるというわけで、そちらは〝Soror(ソロル)〟と言うそうです。
神秘業界の中ではよく使われている呼び方なんだそうだとか。
『神秘兄弟』ということですね。
ですので、〝the most illuminated Frater Chris-tian Rosy Cross〟だけで、〝最も啓発な我が兄弟クリスチャン・ロージー・クロス!!〟と、ウェイトにとっての兄貴分なのか、とにかくクリスチャン・ロージー・クロスという人のことを高々に称えております。
それにしても、この名前すごい素敵じゃないですか?
男性か女性かわかりませんが、こんな名前の人、今まで見たことないですよ?
本名なのかな。
違うか。
次行きます。
・had beheld
本来〝beheld〟だけでは〝見る〟や〝目にする〟というような意味ですが、この〝had〟があるおかげで〝目にした〟〝目撃した〟みたいなに意味になります。
いわゆる過去完了形?みたいなものかと。
で、何を目撃したんですかね?
・the Chemical Marriage
なんだか面白そうな言葉が出てきましたね。
Chemical=化学
Marriage=結婚
化学結婚!?
なんじゃそりゃ!?
という感じなのですが、多分直訳的にはそういう意味です。
最初、私は「錬金術のことかな?」なんていう風に思ったのですが、錬金術って英語で〝alchemy〟って言うんですよね、確か。
ちなみに私は錬金術にも非常に興味を持っています。
何故なら、何なのかまだよく知らないからです。
その、一般的に言われている概略みたいなものならなんとなくはわかりませんが、それだけです。
私的にはすごく面白そうと思っているんですよね。
ただ今は、他にやるべきことが多くあって、ちょっとそこまではいけそうにありません。
でも頑張ります。
私、将来的には「何してる人なの?」と聞かれた時に「魔術師です。」とさらっと名乗れるくらいのところまで行きたいと思っています。
こんな時代だからと言って関係ありません。
相手の方がどん引きするくらい、魔術について語ってやろうと思っています。
魔術、魔法、占い、なんでも良いですけど、それらは使い方を間違わなければ、世界はきっと、もっともっとすごく楽しいはずです。
戻ります。
〝in the Secret Palace〟は大丈夫そうですよね。
〝秘密の宮殿〟といった感じです。
なんでしょう?
わくわく。
・of Transmu-tation
言うまでもなく、元はラテン語だったでしょうね。。。
〝変容〟〝錬金術的な変化〟という意味だそうで、意味と言いますか、もはやこれは錬金術の用語ではないのでしょうか?と言いたくなります。
「トランスミュテーション」という感じの読み方だそうです。
ラテン語の〝transmutatio〟という単語が変化しているそうです。
trans(超えて)+mutatio(変化)
組み合わせ方がなんだかかっこいいですね。
変化の向こう側があるのか、超えた先が変化だったのか。。。
実際、錬金術や神秘主義では〝物質や魂が高次の状態へ変化する〟という概念を持って使われるそうです。
というわけで〝 in the Secret Palace of Transmu-tation〟は〝秘密の変容の宮殿〟という感じになります。
私の頭の中では、少し前から『精神と時の部屋』と、スーパーサイヤ人になった孫悟空がぐるぐるしています。
ちょっと違うかな。。。
ということで、意外とすんなり来れましたね。
ちなみになんですが、敢えて今ここでは飛ばしましたが、実はこの〝the Chemical Marriage〟=『化学結婚』についての言及(追究?)がかなり長くあります。
自分でも思っていた以上にすごくいろいろが出てきてしまって、調べている自分でさえ、ちょっと整理する時間が必要だなと思ったので敢えて飛ばしました。
ウェイトに詳しい方でしたら「あれ?」と思った方もいらっしゃるかと思うのですが、一旦はここでの言及は避け、最後の方に簡単に、と言っても、その簡単もなかなか長い解説になってしまいましたが、なるべく簡単に、出来る限り簡潔にまとめてありますから、もしよろしければそちらもご覧になってみてください。
かなり面白いですよ。
自分で言うなよって感じかも知れませんが、私がではなく、その辺り一帯の謎?みたいなものが個人的には面白かったです。
そんなわけで、2つ目の文章も終えられそうですかね。
〝after the most illuminated Frater Chris-tian Rosy Cross had beheld the Chemical Marriage in the Secret Palace of Transmu-tation,〟
→ 秘密の変容の宮殿で化学結婚を目撃した後
という感じです。
では続いていきましょう。
次が最後の文章です。
③his story breaks off abruptly, with an intimation that he expected next morning, to be door-keeper.
まずは〝his story breaks off abruptly,〟ですね。
〝his story(彼の物語)〟や〝breaks off(急に終わる)〟は良いですね。
そして来ましたね。。。
・abruptly
「アブラプトリー」脂取り紙みたいと思った方、大丈夫です。
私もそう思いましたから。
もうここまで来ればみなさんもラテン語探知機備わっていますよね?
はい、来ましたラテン語由来のもの。
そして意味は〝突然に〟〝急に〟という意味なんですが、元の意味は〝突然切り離された/断ち切られた〟みたいな意味なんだそうです。
既に〝breaks off〟というフレーズで〝急に終わる〟みたいなことを言っていたので、「何が突然終わるのかな?」と思っていたところ、この〝abruptly〟が出てきました。
そしてまた調べてみると、なんとまた「急に突然途切れた!」みたいなことを言っているではありませんか?
覚えていますか?
ヴェール、ヴェール、ヴェール。(Vol.1参照)
見える、見える、見える。(Vol.4参照)
次は〝途切れ、途切れ、途切れ〟〝切れる、切れる、切れる〟でもいいですね。
こちらはプツッ、プツッと〝途切れる〟が連続的に繰り返されるわけではなく、もうむっちゃくちゃにぶった切られた!!みたいな感じなんですかね?
英語ってこういう表現、普通なんですかね。
とにかく、めっちゃ急に何かが途切れたみたいです。
では何が途切れたのでしょう?
楽しみですね。
続く言葉は〝with an intimation that he expected next morning, to be door-keeper.〟なのですが、珍しく、なんとなくでもわかる気がするので、わからない単語だけ先に載せておきます。
・intimation
こちらは〝ほのめかし〟や〝暗示〟という意味だそうです。
ウェイトが得意な〝におわせ〟も入れられそうです。
・expected
「Expecto Patronum!!」
唱えました?
わからない方はぜひハリー・ポッターを見てみてください。
〝expected〟は、元は〝expext〟という単語で意味は〝期待する〟〝予想する〟といった意味です。
それが進化して〝expected〟いわゆる過去形みたいな感じになります。
ですからここでの使われ方としては〝予想していた〟や〝期待していた〟ですが、既に〝intimation(ほのめかす)〟と言っているんですよね。
これはウェイト独特の言い回しなんでしょうか?
日本語的に言うと〝強調〟させる為に、わざと2回同じような意味の単語を使っているのでしょうか。
ここでみなさん思いませんでしたか?
「あれ?この人、今回はラテン語って言わないな。」って。
そうなんですよ。
ありがとうございます、気付いてくださって。
ここに来て、ようやく気付いたのですが、そもそも英語がオリジナルの単語が少ないんだなと思いました。
あれ?あってますよね?
英語ってオリジナルの英語が少ない、これであっていますか?
「またラテン語か!!」ではなく、そもそも英語という英語がそんなに多くないんだ、という意味です。
英語の60%がラテン語由来と言われているそうで、「またラテン語か!!」と言えば、むしろ当たらない数より当たる数が多いということになります。。。
私がそういうことを、ただ知らなかった、というだけのことでした。
ちょっと寂しい。
短いラテン語探知機でした。。。
では行きましょう。
〝with an intimation that he expected next morning, to be door-keeper.〟
→ なんとなく彼は予感していた、翌朝門番になっていると
と、「急に何の話だ?」みたいに思われると思うんですが、〝door-keeper〟は紛れもなく〝門番〟です。
私も突然門番が出てきましたので、「は?門番?」となっています。
ですが、たった今ここでは私もよくわかりませんが、わからなくても良いので先へ進みましょう^^
きっと先には答えが待っています♪
ちょっと思っていたよりだいぶさくさく進んできたのでご機嫌です。
では最後にまとめ、解説、そして、先ほどお伝えした『化学結婚』について、触れていきたいと思います。
よろしければ最後までお付き合いください。
まとめ&解説
というわけで今一度、今回の一文を載せます。
To these and to any I would say that after the most illuminated Frater Chris-tian Rosy Cross had beheld the Chemical Marriage in the Secret Palace of Transmu-tation, his story breaks off abruptly, with an intimation that he expected next morning, to be door-keeper.
Arthur Edward Waite
『The Pictorial Key to the Tarot』より
そして一旦直訳してみます。
直訳風
これらの人々や、他の大勢に対しても私は言うでしょう、最も啓発された兄弟クリスチャン・ロージー・クロスが秘密の変容の神殿で化学結婚を目撃した後、彼の物語は急に途切れ、彼は翌朝門番になることを予期していたことを示唆している。
という感じでしょうか。
これまでの話を多少は理解していても、急に「なっ、何だ?もっ、門番だと!?」って感じですよね?
私、〝apologia〟ほどではありませんが、こちらもなかなか訳すのに苦労しました。
と言いますか、この一文は他のいろいろを知らないとかなり意味不明な一文になってしまうと思います。
そもそも私がすらっと川の流れのように訳すことができ、それをみなさんにさっさとお伝えできれば良いのですが。。。
そういった意味での苦労、すなわち1つのことからいろいろが派生してくるので、調べることが多くなって、必然と理解するのに時間が掛かったという意味です。
先に訳をお見せします。
タロットの世界の見解
今ここにいる人たち、またその他大勢の人たちにも私は言います。
究極の叡智を得た我が兄弟、クリスチャン・ロージー・クロス。
彼は秘密の宮殿で実に神秘的な変容を目の当たりにしました。
しかし物語は、彼が翌朝門番になっているかも知れないということを予期させておきながら、突然終わりを迎えます。
わかります?
わかりませんよね(笑)
これ、解説が必要なんです、絶対。
というか、まったくの初心者、いえウェイトについて何も知らない人、私も含めてそういう人には突然「は?」な一文なんです。
もしかしたら、後に続く文書を見れば、一目瞭然なのかも知れません。
ですが、割と私は猪突猛進型ですので「なんでだろ?」と思ったことには素直にそれを知りたいんですね。
ですのでかなり調べました。
きっと知らないより、知っていた方が、今回のこの一文を理解するのにかなり役に立つはずです。
ぜひご覧になってみてください。
では、いつも通り解説という名の補足を行いたいと思います。
まずは、『今ここにいる人たち、またその他大勢の人たちにも私は言います。』ですね。
これは特にこれと言ったことはありません。
恐らく本の読者を対象にまず〝To these〟と言っていて、そして〝any〟それ以外の人にも向けて、という意味だと思ったので、このように訳しました。
見ておわかりいただけるように、『今』なんて単語は入っていないのですが、毎回言っていますが、これは私が思う〝わかりやすい〟を表現している場なので、多少の変化変容はお許しくださいね。
ちなみになんですが、今回の一文も含め、これまでの訳は敢えて暫定的と改めてお伝えしておきます。
と言うとわかりづいらいと思うのですが、敢えてこうして途中経過を載せていますが、最終的には1つの本(日本語訳)のようにまとめるつもりです。
ですので、またその頃には、一通り全部を訳し切った後なわけですから、変わってくる部分があって当然だと思うのです。
どうかその辺りも今後ご容赦ください。
きっとご理解いただけると思っていますが。
それでなんですが、ここからが本番です。
実はこの一文、ウェイトが言う兄弟〝 Chris-tian Rosy Cross(クリスチャン・ロージー・クロス)〟とは、本の主人公のことを言っているのですね。
「えぇ!?」とびっくりしている方もいるかも知れませんが、ウェイトはこの本の主人公のクリスチャン・ロージー・クロスに対して「兄弟!!」と、まぁ神秘主義的な経緯を払っているわけなのです。
そして、このクリスチャン・ロージー・クロスさんが出てくる本、それが『化学の結婚』というものなんです。
元はドイツ語で書かれている本だそうで『Chymische Hochzeit Christiani Rosencreutz(クリスチャン・ローゼンクロイツの化学の結婚)』といって、1616年に出版されたものだそうです。
この〝z〟の感じ(音?)がドイツ語っぽいですよね。
これ、ウェイトが生きている時代から300年前の本なんですよ。
ドイツ語で書かれていると言いましたが、この頃のドイツはまだ我々が知っているドイツではなく神聖ローマ帝国の一部だったそうです。
ローマ帝国辺りの歴史はとっても面白いです。
あれ、、、今、面白いだなんて言ってしまったら、歴史上の中で死んでいった人たちに申し訳ないのかななんて少し思ったのですが、そういった意味で言ったわけではなかったのですが、なんだか自分で言っておいて不謹慎なのかなって思いました。
実際、世界の歴史なんかを学んだりはして来なかったので、それでこうして大人になってから知り始め、改めて「面白い!!」と思ったのは間違いないんですが、ちょっと、、、何て言うか、そういうのも含めて歴史ですもんね。
ちょっと言い方が悪かったかな。。。
ですが、そういう入りだったからこそ、そういったことも改めてわかった、ということで、ここはどうぞひとつ穏便に、穏やかにスルーしてやってください。
はい、ですがとても面白いは思います。
ですが今はまったくの他人事だとは思っていません。
そんな感じです。
ぜひ興味があったら調べてみてください。
さて、本題に戻りますが、この本が一体何なのか?ということについてなんですが、多分この伝え方であっていると思うのですが、、、
キリスト教には『聖書』というものがありますよね?
もっと言うと、キリスト教には『新約聖書』、ユダヤ教には『旧約聖書』と言われる、いわゆるその派閥や団体の教え=教本(教典?)みたいなものがあるじゃないですか。
またここで熱く語ってしまうととんでもなく長くなってしまうので控えますが、これは私の一、個人的な意見ですが、元々はユダヤ教が先なので、私的にはユダヤ教の聖書を『旧約』と呼ぶのは少し違間違った表現なんじゃないかな?と、それはどちらかと言うと、キリスト教側から見たユダヤ教の聖書の呼び方なんじゃないかな?と、そのように思っていますので、私の中では本当は『キリスト教の聖書』『ユダヤ教の聖書』という感じに、特に新旧と分けておりません。
ですが、ここでは敢えて一般的には伝わりやすいだろうなという方を選択しています。
戻ります。
そして、この『化学の結婚』が薔薇十字団にとっての教本みたいな存在になるのだそうです。
多分、この解釈であっていると思います。
なんとなくこの説明でおわかりいただけますでしょうか?
それで、この『Chymische Hochzeit Christiani Rosencreutz』の著者がJohann Valentin Andreae(ヨハン・ヴァレンティン・アンドレーエ)さんと言いまして、以後敬意を持ってヨハンさんと呼ばせていただきますが、このヨハンさんの物語の中で、主人公のクリスチャン・ローゼンクロイツが薔薇十字団を作った人とされているそうなんですね。
「一体どんな本なんだい?」というところだと思うのですが、私もまだ読んだことがないので詳しくはわかりませんが、例によってcopiに質問しつつ、あとはあらゆるサイトの情報なんかも見つつ、「概ねこんな感じかな?」という風に簡単にまとめてみたので、少し大袈裟に、そして少しくだけた感じで、説明してみたいと思います。
『Chymische Hochzeit Christiani Rosencreutz』
それは錬金術と試練に満ちた7日間
ある日、主人公のクリスチャン・ローゼンクロイツ(以後ローゼンクロイツ)はある国の王様と王妃様より結婚式の招待状を受け取ります。
しかしその結婚式はただの結婚式ではありませんでした。
錬金術と神秘的な儀式が待ち受ける、まさに〝選ばれし者〟だけが参加できる特別なイベントでした。
1日目:謎の招待状と運命の選択
ローゼンクロイツは鳩と烏の導きにより正しい選択をし、城へ向かいます。
そして早速試練が始まります。
招待客のほとんどが〝結婚式にふさわしい者〟ではなかった中、ローゼンクロイツは見事合格し、城へ入ることを許されます。
2日目:城の探索、禁断の目撃
城の中を探索していると、地下に辿り着きました。
そこでローゼンクロイツは女神ウェヌスの裸を見てしまうのです。
これが後に大きな問題となるのですが、この時はまだ知る由もありません。
3日目:王と王妃の処刑!?
ついに結婚式かと思いきや、衝撃の展開。
王と王妃の首が刎ねられます。
実はこれこそが錬金術でいうところの『死と再生』の儀式であったのです。
そしてこの2人を蘇らせるための準備=試練が始まります。
4日目~5日目:錬金術の試練
ローゼンクロイツは、オリュンポスの塔で錬金術をはじめとするさまざまな方法で王と王妃を蘇らせようと準備を始めます。
ここでは錬金術のいろいろな象徴が登場し、魔法のような世界観が広がります。
6日目:黄金の石の騎士に選ばれる
王と王妃が蘇ると、ローゼンクロイツは『黄金の石の騎士』に選ばれます。
これは彼が試練を乗り越え、霊的な成長を遂げたことを表すとても貴重な称号でした。
7日目:門番の罰、そして謎の帰還
ここで問題発生。
そうです。
何日か前、ローゼンクロイツが女神ウェヌスの裸を見てしまったことが知られてしまいます。
彼は自白し、罰として門番に従事することを命じられました。
しかし、何故か、彼は故郷に帰ることが許されるという謎の展開。
そしてまさかの物語はここで幕を閉じます。。。
私の説明でわかりますかね。
でも本当にこんな感じで急に終わりを迎えるそうなんですね。
いわゆる錬金術を通した『自己の成長』のようなものを物語ったストーリーなんだと思うのですが、最後の急な終わり方に、読者の想像力がさまざまに掻き立てられるといった面白さがあるのかなと思います。
ですから、ウェイトは「急に終わる!!」「急に途切れた!!」と、かなり強調していたのかも知れません。
物語の中では、門番を命じらることには命じられるのですが、実際に門番をしているところや、故郷に帰った描写はないそうなんです。
ちゃんと読んでみたらもっと詳しいことがわかると思いますが、ひとまずはこんな風にまとめてみました。
多少、解釈にずれがあるかも知れませんがその辺はどうかお許しください。
この『Chymische Hochzeit Christiani Rosencreutz』日本語訳にしたものがあるそうです。
2つあるうちの1つはAmazonにあったので、もしご興味のある方は見てみてください。
種村季弘さんという方が翻訳されていて『化学の結婚 付・薔薇十字基本文書』という名前で出ています。
私もできれば日本語訳の方だけなら読みたいなという気持ちがあります。
もし、どなたか実際に読んでいる方がいらっしゃいましたら、どんな内容か教えてください。
先ほどもお伝えしたのですが、一応、このクリスチャン・ローゼンクロイツさんが薔薇十字団を作った人とされているそうなんですが、実際に、クリスチャン・ローゼンクロイツという人が本当にいたかどうかはわからないそうです。
実在したか本当のところはわからず、ヨハンさんが書いたこの『化学の結婚』の中にただそう書いてあっただけ、みたいなんですね。
実際のところ、すごい雑な言い方をしてしまうと、薔薇十字団という団体は「気付いたらできていた。」そんな感じなんだと思います、本当は。(小声)
ということで、ここまでの内容を一旦まとめますと、ウェイトは一、本の主人公に対して「Hey、兄弟!!」と敬意を持って、〝Frater〟と呼んでいるのですよね。
一瞬「(ウェイト)大丈夫かな。。。」という気もしましたが、今で言うところの〝推し〟にあたるようなものかな?とも思いました。
そう考えると、多分そんなに変なことでもないんだろうなと思いました。
それでなんですが、もうお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、ウェイトは何故〝Christiani Rosencreutz〟ではなく〝Chris-tian Rosy Cross〟と書いて(言って)いるんですかね。
不思議じゃないですか?
あっ、ちなみになんですが、私の打ち間違いでない限りは、基本的には本文をそのまま引用させてもらっています。
ですので、これは間違いなくウェイトが意図してこのような書き方をしているのだと思うのですが、はて。。。
十中八九、本編の主人公〝Christian Rosenkreutz〟とウェイトが言う〝Chris-tian Rosy Cross〟は同じ人だと思います。(これ、スたまにスマホだと変なところで改行されてしまうんですが何故でしょう?)
それは間違っていないと思います。
では、何故ウェイトは〝Christiani Rosencreutz〟ではなく〝Chris-tian Rosy Cross〟というような書き方をしたのか。。。
これにはいくつかのことが予想できると思います。
1つは、この本が英訳され『The Chymical Wedding of Christian Rosenkreutz』(また〝Chemical〟じゃないのが独特ですよね)というタイトルになっているのですが、この英訳のもので〝Christiani Rosencreutz〟という部分が〝Chris-tian Rosy Cross〟という表示に変えられてしまったものを採用しているという考え。
一般的には英訳されたものでも『The Chymical Wedding of Christian Rosenkreutz』というタイトルが使われるそうなのですが、〝Chris-tian Rosy Cross〟と書くのもないわけではないそうです。
ですが、何となくですが、私は、ウェイトがわざわざ〝Fratert〟とまで付けているのに、敢えてそれを英訳された表記の方にするかな?と思ったりしています。
また、英語訳のものを引用したとするのなら、〝Marriage〟という単語の選択にも少し違和感で、だったらそっちも英訳された〝wedding〟を使うんじゃないかなぁと思ったりします。
〝apologia〟の表記もイタリックにしていたので、だったらここも普通にドイツ語のものを使ってイタリックにするんじゃないかな?とか、これらだと少し中途半端な気がするんです。
2つ目は、単に民衆にわかりやすくするためという線。
これはそのまんまですが、英語の本なわけですから、基本的には英語圏の人に向けた本ですよね?
それならいきなりドイツ語を宛てるよりは、英語で書けるものは英語にした方がわかりやすいじゃないですか?
ですから、敢えてそのような単語を使った、ということも考えられますが、やはりここも私は「だったら最初から神がかったラテン語由来の英単語ばかりより、もっと簡単でシンプルな英語を選ぶんじゃない?」と思ったりもします。
いちいちい捻りを加えているんですよね、ウェイトって、多分。
民衆のことを考えてないとは言いませんが、だからと言って、この単語を選択した背景にそのような意図があるようには思えません。。。
そして3つ目、単純な間違いとも受け取れるかも知れませんが、恐らくそれはないでしょう。
そして4つ目、最後になりますが、これが私的には1番濃厚、可能性があるんじゃないかな?と思ったので最後にしました。
やはり、私は、これらは何かしらの意図を持たせていると思うのです。
ウェイトがこの本を見て、ローゼンクロイツにどんな感銘を受けたか知る由もありません。
ですが、言ってしまえば一、本の主人公に「兄弟!!」と付けているほどです。
このローゼンクロイツを、それほどまでに崇拝めいたポジションに位置させていることはよくわかります。
で、これはあくまで推測ですが、少し前から、裏で、ウェイトの歴史なんかについても、まとめたりしているんですね。
まだ全然まとまっていませんが。
なかなか手強くてですね、軽い気持ちで調べようとしたら全然終わりが見えない状態になってしまって、今は少し中断させているのですが、その中で調べた出来事だったんですが、後にウェイトが作る団体『The Fellowship of the Rosy Cross(薔薇十字友愛会)』というものがあるんですね。
見て取れるように、ここでも『the Rosy Cross』と言っています。
もうこの団を作る前ずっと前から、ウェイトは〝Rosy〟や〝Cross〟には何かしらの意味や意図を持たせているような気がします。
それが大衆に向けられたものでなく、ウェイト自身の中だけのものであったとしても。
それと〝Christiani〟をわざわざ〝Chris-tian〟と書くのもちょっと引っ掛かります。
どちらも〝キリスト教の人〟や、〝キリスト教に関わるもの〟とか、そういう意味だと思うのですが、仮にも〝Christiani Rosencreutz〟はクリスチャン・ローゼンクロイツさんという名前の主人公ということを表しているのに対し、ウェイトは、彼のマイワールド性が強く感じられるような気がします。
前から言っているように、恐らく、ウェイトはキリスト教徒として強めの人だと思います。
すみません、私自身は宗教とかに属していないのですが、なんとなくなんですが、だからと言ってそういう人たちを『信者』と言うのが果たして正当な言い方なのかなと少し悩みます。
なんとなくですが、『信者』って日本ではあまり良い捉え方をされない気がしていて、私も不必要にウェイトに対してそのようなイメージを持たれることは意図していないんですね。
なので『信者』以外の言葉を使おうとしたんですけど、、、あまり良い言葉が浮かびませんでした。
『信奉者』『支持者』『信仰者』とかなら、言われる側も聞く側も嫌な感じはしませんかね。
難しいなぁ。。。
戻ります。
ですので、一、主人公としてのChristianではなく、キリスト教という部分を強くしたくて〝Chris-tian〟と表記したのかな?なんて、そういう風にも捉えられるのかなと思いました。
私はキリスト教のことについて、あまりよく知りもしませんが、〝十字〟は良いとして、〝薔薇〟も何か強い結び付きがあるのでしょうか。
というわけで、長々と語ってしまいましたが、こういった本があるということを前提でこの一文を読むと、何のことを言っているんだかさっぱり、なんてことはありませんよね?
私は自分で書いていて「すっごく面白そうな本じゃないか!!」なんて思っていたんですが、その『面白そう』が伝っているといいです。
わかりづらかったらすみません。。。
そんなわけでようやく本編に戻るわけなのですが、これらのことを踏まえた後だったので、この〝the most illuminated〟を『究極の叡智を得た』と訳しました。
そこまでそんな複雑な経緯はないのですが、でもちょっと〝最も啓発な〟と訳しても、それはそれであまりぴんと来ませんよね?
〝illuminated〟の意味をお伝えしている時にも言いましたが(書きましたが)「啓発って何?」と聞かれて、すぐさま誰に対してもわかりやすく説明できる人って、果たして何人くらいいるでしょう?
私は生まれてこの方1度も他人が「啓発!!」と言葉に発しているのを聞いたことがありません。
もしかしたら1度くらいはあったかも知れませんが、多分聞いていなかったか、わからなくともスルーしたのだと思います。
ですから、そんなに頻繁に使われる言葉ではないのだと思います。
ということは、あまり知られていない言葉、なんだと思うのです。
それで〝最も〟はそれで良かったんですけど、後に続く言葉をしばらく探していました。
「うーん、啓発っていう表現がなんか嫌だなぁ、、、」としばし頭を悩ませていました。
するとふと閃いたのです。
「あ、多分神秘業界って、この言葉好きだよな。。。」と。
はい、それが〝叡智〟です。
私が興味ない方の占いの動画なんかにも〝叡智〟という言葉が何かと乱用されている気がします。(小声)
確か、私が初めて〝叡智〟という言葉を聞いたのも、こういった動画を見ていた時だったと思います。
聞き慣れない方にとっては〝叡智〟も少し「は?」という感じかも知れませんが、もちろんわかりやすい方が良いのですが、一応私の中のウェイト像の言葉としても考えているので、なんとなく私は〝啓発〟より〝叡智〟の方がずっと適しているような気がしました。
また、この〝illuminated〟は受動態?みたいな言葉ってありませんでしたっけ?
過去形の〝ed〟ではなく、恐らく、その受動態みたいな言葉だと思うんですよね。
だとすると、この〝illuminated〟=〝光を受けている〟のはクリスチャン・ロージー・クロス本人なんですよね。
ですが、それをただ単に〝最も照らされた〟とか〝最も光り輝く〟とかって訳すのもだめではないんですけど、ちょっとウェイトの意図的にはそんなものではない気がするんですよね。
で、先ほどからお伝えしています、この本の内容から推測するに、このクリスチャン・ロージー・クロス改めクリスチャン・ローゼンクロイツの物語は途中でいきなり終わってしまってはいるかも知れませんが、恐らく、ウェイトの世界からは主人公であるクリスチャン・ローゼンクロイツが「何かの悟りを得たんだ!!」みたいなように映っているのでは?と思うのですよね。
それだからこそ、ウェイトがこれほどまでに言うのだと思うのです。
どうでしょう?
全てが推測であり、あくまで予想でしかありませんが、そんな風に考えていった結果『究極の叡智を得た』という訳になりました。
続きまして、『彼は秘密の宮殿で実に神秘的な変容を目の当たりにしました。』と敢えて〝秘密の宮殿〟とシンプルに訳したのは、本文では〝in the Secret Palace of Transmu-tation〟といちいち細かく言っておられますが、訳すとなったら何度も同じ言葉が出てくるのって粋じゃないと思ったのでなくしました。
既に最初から秘密の宮殿なんだから、敢えてどんな秘密がある宮殿なのかを説明する必要はない、と踏んだのです。
すぐ前で〝had beheld the Chemical Marriage〟と言っているのもあるので、その秘密の宮殿で何を見たのかは薄っすらとわかるじゃないですか。
で、こちらは、直訳すると〝化学結婚を見た/目撃した〟という感じなのですが、普通に日本語としてはあまり意味がよくわかりませんよね。
それで、この『化学結婚』をどう訳していくかということにも注力していたら、この本のことについても調べるきっかけになったわけです。
もちろん今できる限りの範囲ではありますが。
実際には読んでいないので間違っているかも知れませんが、根本的には錬金術がベースになっているんだと思います、この本は。
で、では錬金術とは一体何か?ということになると思うのですけど、今ここでそれを始めてしまうと膨大な量になってしまうので、一旦はそういうものがあるとここでは終えておいてください、すみません。
で、その錬金術を応用しているのだと思いますが、何に応用したかと言うと、恐らく〝人間〟や〝人間の魂〟といったものに置き換えて、いわゆる精神面や、内面的なもの、それらの融合(これを『結婚』という表現にしているのだと思います)や結合、変化、変容、調和、合体、いかようにも言葉が出てくると思いますが、そのようなことを表現しているのだと思います。
ウェイトも、よくこんな冒頭から、非一般的なことを言いますよね。
でまぁ、あとは字面的にと言いましょうか、音的にと言いましょうか、なんとなくずっと『ハリー・ポッターと秘密の部屋』というタイトルが頭の中に浮かんでいて、なんとなくそれで『秘密の神殿』とシンプルにし、内容(〝of Transmu-tation〟のところですね)を後ろの〝the Chemical Marriage〟に組み込んで『実に神秘的な変容』と訳しました。
これらの説明は若干後付けかなと、割と自分でも「音的に」と言ったことがあっていて、それらをなんとなく文章にしてみると、こんな面持ちになりました。
まだほとんどを何も知らない私が錬金術を語るのもなんですが、恐らく基本的な錬金術、一般的によく知られている錬金術って卑金属を貴金属に変えるとかそんなものだと思うんですね。
とか言いながら、私は普通にそれがすごいと思うのでぜひ私も習いたいです。
覚えたいです。
そして金を売り払いまくって、いくらお菓子を食べても太らない、好きな時に好きなだけ食べているのに健康的にも害さない身体を維持できる、メンテナンス代にします♡
余談でした。
で、そんなところから、不老不死の薬(いわゆるエリクサー)と言われるやつですね。
エリクサーは便利ですよね。
死んだキャラクターが全回復で生き返りますから。
こういったものを作るための研究もしていたそうです。
今もしているんですかね。。。
あとは現代の化学の基盤にもなっていたりします。
これがこの錬金術において一般的な知識、、、または解釈になるのかなと思います。
ですが、恐らくこういったウェイトたちのような神秘主義改め神秘業界の人たちの中では、魂を鍛え上げる=魂の鍛錬といったような使われ方をしているのだと思います。
ということからも『実に神秘的な変容』という訳にしました。
具体的には何なんでしょうね?
やっぱり知りたいです。
で、先ほどの『Chymische Hochzeit Christiani Rosencreutz』の内容の方でもお伝えしましたように、この物語は本当にいきなり、ぱっと終わりを迎えるそうです。
直訳では、『これらの人々や、他の大勢に対しても私は言うでしょう、最も啓発された兄弟クリスチャン・ロージー・クロスが秘密の変容の神殿で化学結婚を目撃した後、彼の物語は急に途切れ、彼は翌朝門番になることを予期していたことを示唆している。』と、なんとなくローゼンクロイツ自身が自分が朝目覚めたら門番になっているんだろうなぁ、、、と感じているように思えませんか?
ですが、繰り返しになりますが、その終わりには、実際にローゼンクロイツが門番になった描写や、門番をしているところ、また故郷に帰った話などはちゃんとは描かれていないそうなんです。
なので、正直、門番になったかわからないんですよね、そういう罰は受けたかも知れないのですが。
このウェイトの一文では、故郷に帰れることになったことついては触れられていないのですが、この門番になったかも定かではないという内容を知ってから、「門番になる、、、」ということを予想しているのは、ローゼンクロイツではなく、私たち側、と言いますか、ウェイトなんだろうなと思ったんです。
多分、私は、「そういったことを我々に想像させておきながらも、この本は終わってしまったんだよ!!なんてこった!!」みたいなことを言いたいんだろうなと思いました。
いかがしょう?
もし、ここまでの推測があっているのならば、この訳も成り立つのではないでしょうか?
私は自分で「よくここまで辿り着けたな。。。」と疲労困憊、満身創痍の身ですが、このような形でこの回を終えることができ嬉しく思います。
あんなに明るかった窓の向こうも気付けば真っ暗闇です。
『予期させておきながら、、、』と、ちょっと被害者っぽい言い方にしたのは〝intimation(ほのめかす/示唆/暗示)〟という単語があったので、このローゼンクロイツの内容を多少でも理解すると、突如終わる物語について、誰もが「え?なんでだよ!?何でいきなり終わるんだよ!!」みたいな感じだったと思うので、そんな風に訳してみました。
あとは良さそうですよね。
では最後に。
錬金術を調べている中で思ったことです。
「あれ?ハリー・ポッターって、まさか、、、」ということで、今日は大好きなハリー・ポッターを見ながらぽわぽわしようと思います。
では、また次回。
最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました。


